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[レビュー2013年11月23日に発表された 

恋物語 / ひたぎエンド (全6話)

Love Story / Hitagi End

ウソもホントもないんだな

語り部はまさかの貝木泥舟。一人称なのにモノローグが信用できないことに驚愕する。貝木はひたぎを徹底的に子どもとしてあしらい、神原駿河のために依頼を引き受けた。どこまで本心なのか、さっぱりわからない。
のちに『花物語』を見て、すべてがウソではないとわかるが、それでも思考回路は計り知れない。ひたぎをどう思っていたのか? 撫子をどう思っていたのか? 善悪や真偽を測ることが無意味に思える。

そして、ひたぎの変化にまた驚いた。基本的な知性や性格はそのままだが、以前の狂気は感じられない。まるっきりふつうの少女。つまらないと言えばつまらない。いやはや。

ゴーストバスターを自称する貝木だが、人心を操ったり、透明になるような魔法は使われなかった。地味だけど、賢い。貝木のような生き方もいいなぁと思ってしまった。

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