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[レビュー1969年03月18日に発表された 

長靴をはいた猫 (長靴猫シリーズ第1作)

Puss'n Boots

現代風の翻案

子どものころテレビで見たが、内容を忘れてしまった。2016年、「東映アニメーション創立60周年公式 YouTubeチャンネル」で限定公開されたので鑑賞。記憶を新たにレビューを書く。

ペローの童話『長靴をはいた猫』を原作にしているが、現代風(1960年代)にアレンジされている。ファンタジーな現象を、リアリズムで解決するのは痛快だ。ペロは不実で、ずる賢く、逃げるときは逃げるが、ヒーローの資格を失うことはない。東映アニメーションのシンボルキャラクターに採用されるのも頷ける。

ペロが旅立つまでの前半は冗長で、まるまる削っていいように思うが、長編映画のため残したのか、原作に敬意を払ったようだ。21世紀の本案なら、原作要素は微塵も残ってなさそう。
童話に沿って物語が進むが、ピエールとローザ姫が勝手に動き出したあたりから盛り上がる。ハッピーエンドになるのか、どんなハッピーエンドならいいか、あれこれ考えながら見てしまう。おもしろい。

もっと冒険を見たくなるよ。

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