レビュー  2014年04月04日  に発表された 

牙狼〈GARO〉 -魔戒ノ花- (全25話)
Garo: Makai no Hana

2ツ星

乳首が出るたび、どきっとする

世界観を大切にしないシリーズだ。第3期『闇を照らす者』の流れをぶった切り、冴島雷牙を主人公に原点回帰するのはいいが、なぜ両親(鋼牙とカオル)の素性を隠すのか? お父さんは異次元に消えたお母さんを捜索中。なのに黄金の鎧と「牙狼」の称号を取り上げてしまった。大丈夫か? 余計な心配だけ残る。両親はラストに登場かと期待したが、それもなし。なんだかなぁー。

雷牙も魅力がない。最強で、善良で、周囲に理解されて、なんの屈託もない。マユリを人間扱いすることに根拠も迷いもない。善意はすべて報われる。ペーソス(哀愁、哀感)のないヒーローは本当につまらない。

ストーリーもぐだぐだ。ヒーローが悪いホラーをやっつけるだけ。痛みを伴う選択も、世界の仕組みと衝突することもない。めちゃめちゃ子ども向け。なのに乳首が出てくるから、どきっとする。乳首が出るってことは、これ、大人向けなの? こんなの見て興奮する大人がいるんだろうか? いるとしたら、ずいぶん幸せな大人だ。

牙狼シリーズはどんどん魅力を失っていく。ビジュアルばかり追いかけてないで、世界観やストーリーも練り込んでほしい。

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思考回廊 レビュー
牙狼〈GARO〉 -魔戒ノ花- (全25話)