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[レビュー1990年08月24日に発表された 

デルタフォース2

Delta Force 2: The Colombian Connection

「チクショー! いつもハラハラさせやがる」

要するに正義が悪を打ちのめす映画である。しかしデルタフォースはアメリカの特殊部隊だから、復讐のため出動できない。さりとて命令を実行するだけじゃ、正義の味方とは言えない。敵をたっぷり悪辣に描き、法の正義が届かないことを示し、怒りゲージをためつつ、大統領の正式命令を受けて出動。敵組織の妨害を受けながらも、能力と、機転と、チームワークで乗り越える。手続きがうまい。

古い作品と思っていたが、『ランボー3/怒りのアフガン』(1988)や『メタルギア』(1987)より後だった。単独潜入を主軸としつつ、チームの別行動が噛み合って、差別化されている。
テイラー将軍が楽しい。「武器はもってない」と言いつつ、出動したら隠した武器で装備。部下たちはアメリカ国旗のワッペンを剥がす。「足を伸ばすだけ」といって部下を降下させ、「気に入ったんだ」と敵拠点を攻撃。やりたい放題だった。

もう1つの見どころは、ノリスがボスを殺すかどうか。殺せば復讐になるが、逮捕しても裁けない。殺すしかないが、殺すわけにはいかない。どうするノリス? どうするデルタフォース?

よいアクション映画だった。

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