レビュー  2014年05月24日  に発表された 

キカイダー REBOOT
Kikaider Reboot

1ツ星

良心回路が否定されるとは!

人工知能が夢物語でなくなった現代に、キカイダーを再起動させる。脚本脱稿に2年かかったと聞けば、期待しない特撮ファンはいあにだろう。んが、蓋を開けてみれば大人も子どもも首を傾げる残念な出来栄えだった。

原作ファンとして言わせてもらうと、良心回路の設定がダメ。なぜ機械(マリ)を殴れないのか? なぜ機械(ハカイダー)と戦うことを躊躇するのか? しかも安全装置を自分で外せるんじゃ意味ないじゃん!
キカイダーは自分を不完全と呪うが、この場合の「完全」は戦闘ロボットである。戦闘ロボットになるのに人間の心は邪魔だから捨てる。人間なら一大決心だろうが、機械が機械に戻って、なんのドラマがある?

原作を忘れて見ても、不可解なシーンが多い。なぜ特殊部隊はミツコとマサルに発砲するのか? なぜ光明寺博士は息子の身体にファイルを隠したのか? なぜギルバートがロボットと一体化するのか? ちゃんと考えてないだろ!
ミツコがキカイダーに好意を示すのも気持ち悪い。ゲームに夢中でお姉ちゃんを無視したマサルが、ジロー出現後は素直になるのも唐突。ハカイダーは狂犬のように襲ってくるが、無理に戦う必要はない。逃げるか、負けてやればいい。

アクションも退屈。ずっと夜間戦闘ばっかだし、2段階変身のような見せ場もない。なにやら続編がありそうな終わり方だが、さっぱり期待できない。こんなリブート作品は見たくなかった。

新旧比較:キカイダーとハカイダー
※新旧比較:キカイダーとハカイダー

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