レビュー  1971年10月07日  に発表された 

フレンチ・コネクション
The French Connection

3ツ星

ドキュメンタリーとして見ると吉

1961年、実際にニューヨークで起きた事件の完全映画化で、実在の人物がアドバイザーとして協力している。しかし私が鑑賞したのは2016年だから、45年の隔絶がある。暴力刑事の気まぐれな尾行が、全米を揺るがす大捕り物に発展するのは、小説としては奇妙だが、事実なら驚く。違法捜査も、人種差別も、時代背景を踏まえて見れば興味深い。高架下のカーチェイスは、VFXを駆使した物理的に撮影不可能な映像と比べず、実際に車を走らせて撮影したと思うと、緊張感が高まる。
構図の作り方、ちょっとした会話がかっこいい。ジーン・ハックマンは若いし、小池朝雄の声が渋い。終わり方もカタルシスがなくて、ほんと、一般的なアクション映画と一線を画している。

それで楽しめたかと問われると、ちょっと困る。アクション映画としては物足りないが、ドキュメンタリー映画と思うと強烈。そんな感じだった。

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フレンチ・コネクション