レビュー  2014年01月24日  に発表された 

アイ・フランケンシュタイン
I, FRANKENSTEIN

2ツ星

アンダー・ワールドの焼き直し

天使と悪魔の戦争に、《フランケンシュタインの怪物》が巻き込まれるファンタジー・アクション。メアリー・シェリーの小説のラストから直接つながっているけど、原典に忠実でもないし、200年のギャップが生じるなど不整合が目立つ。致命的なのは、怪物(=アダム)に感情移入しづらいこと。彼には守るべきものも、帰るべきところもない。ましてや人間の介在しない戦争なんて、心底どうでもいい。物語の出発点でこれほど躓いている作品も珍しい。

劇中でもアダムの気持ちに大きな変化はなく、惰性で動いているように見える。なんだか『アンダー・ワールド』に似ていると思ったが、スタッフが共通していた。だったら『アンダー・ワールド』の世界にアダムを投入すればよかったのに。

へんてこな邦題だが、原題も同じ。アシモフの「I, Robot」に掛けているのか? わからない。そもそもフランケンシュタインは創造主の名前であり、意味が通らない。
なにを描きたかったのか、さっぱりわからない映画だった。

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