レビュー  2015年10月27日  に発表された 

The Park (PC)
The Park

2ツ星

短いのに意味不明

あらすじ

 母親(Lorraine)は息子(Callum)を探すため、営業を終えた遊園地(Atlantic Island Park)に足を踏み入れる。ひと気のない遊園地は不気味で、どことなく荒廃した雰囲気だった。なぜかアトラクションが稼働している。
 母親は遊園地を歩きながら、封じられた過去を思い出していく。

一人称視点のアドベンチャーゲーム。戦闘も分岐もコレクション要素もなく、ただ一本道を歩くだけで終わる。夜の遊園地という舞台はおもしろいが、ストーリーは難解で、「ああ、そうだったのか!」というカタルシスもない。よほどの物好きでなければ2周しないだろう。プレイ時間は1時間くらい。これで1,280円は高い。

システム的な不満を述べると、「Read Note」や「Ride Swan」などはアイコンにして、キーを表示してほしい。シャウトは意味なし。息子が遠すぎて、追う気になれない。すぐ息切れしていいから、走りたい。

致命的なのはストーリーの弱さ。Callumは遊園地の事故か事件で亡くなって、Lorraineは自責の念を抱いているようだが、なぜ曖昧にするのか? もったいぶるようなゲームじゃないだろ。たとえばこうだ。

妄想リメイク

 数年前、息子は遊園地で死んでいた。母親は「ピエロの殺人鬼がいた」と証言したが、犯人は見つからなかった。その後、母親は精神を病んで、ときおり遊園地で息子を探すようになった。遊園地のスタッフは事情を知っているので、なにも言わなかった。スタッフの影がうわさしている。息子を殺した犯人は母親で、政治家の父親がそのことを隠蔽していると。母親は息子を探すため、自分の無実を証明するため、ピエロを追いかける。
 そしてピエロが息子を殺す現場に遭遇する。ピエロの正体は父親の愛人だった。父親は事件を隠蔽したが、母親は事実を受け入れらず、ずっと探していたのだ。いま、殺人の事実を受け入れれば夢も覚めるが、息子を永遠に失うことになる。
 結局、母親は夢を見続けた。そして今日も、息子を探しつづける。

 こんなんでいいんじゃない?



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