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[レビュー2013年07月27日に発表された 

パトリック 戦慄病棟 (リメイク)

PATRICK

さんざん期待させてコレかよ

あらすじ

看護婦のキャシーは郊外にある不気味な病院に就職、昏睡状態の青年パトリックの世話を担当することになった。やがて、前任者は謎の失踪を遂げていること、院長は学術的な評価のため人体実験のような治療をパトリックに強行していること、婦長はなにかを知っていることがわかる。キャシーは罪悪感からパトリックを丁寧に扱う。

あるときキャシーは、パトリックが自分に欲情していること(勃起)に気づく。さらに観察すると、パトリックには意識があって、ツバを吐くことで意思疎通できることがわかった。すぐ院長に報告するが、パトリックは反応しない。パトリックはキャシーとだけ話をしたいようだ。キャシーはパトリックの好意に戸惑う。

院長の治療は苛烈になったが、キャシーは止められない。奇妙なことにパトリックは助けを求めていなかった。

1978年のオーストラリア映画のリメイク。オリジナルは未見。恐怖演出はどれもアリキタリだが、大いに盛り上がった。ときおりスマートフォンが振動するのが興を削いだが、まぁ、つづきが気になった。

パトリックにはどんな秘密があるのか?
院長はどんなデータを引き出したいのか?
前任者はどうなったのか?
婦長の過去に、なにがあったのか?
パトリックはなぜ助けを求めないのか?
キャシーのパトリックへの思いは歪んでいないか?
キャシーの元旦那との復縁はどんな影響を及ぼすのか?
パトリックの反応はキャシーの妄想じゃないのか?

しかしまさかの超能力皆殺しエンド。秘密はなんも明かされず。わが目を疑うとはまさにコレ。妄想リメイクを10本くらい作れそうな状況設定なのに!!

妄想リメイク

キャシーはパトリックを世話しながら、いろんなことを話した。意識がない人形だからこそ話せるし、優しくなれるし、ハレンチにもなれた。彼女はパトリックの身体を愛撫し、自分の裸体を見せるようになった。キャシーは夫に捨てられ、精神的に不安定だった。

あるとき、パトリックに意識があって、院長が開発した装置でチャットできることが判明する。院長に報告すれば、自分の痴態が露見してしまう。悩んだ末に報告するが、パトリックは沈黙した。パトリックはキャシーとだけ話したいと言う。

その後もキャシーはパトリックの世話をするが、以前と同じようにはできなくなった。キャシーは機械的に仕事をして、接する時間を減らそうとするが、パトリックの存在は大きくなるばかり。口紅をひいたところ、同僚に笑われる。どうやら前任者も化粧したことがあるらしい。
前任者を訪ねて問い詰めると、彼女もパトリックに秘密を知られ、支配されていた。パトリックは看護婦をからかっているのだ。

キャシーは平静を取り戻し、パトリックを人形として扱えるようになる。しかしパトリックはキャシーが話してないこと、見せてないものまで知っていた。院長の装置に接続されたことで、パトリックはあらゆるものを見通すことができたのだ。これが前任者が部屋の壁にアルミホイルを貼っていた理由か。キャシーは恐怖する。

夫の浮気や、自分が流産した原因などを知らされ、キャシーはパトリックの殺害を決意。しかし実行直前、同僚の看護婦に薬物注射される。この病院のスタッフはみな、パトリックに支配されていた。知らないのは院長ばかり。

キャシーは昏睡状態になり、パトリックと同じ装置に接続された。夫が訪ねてきて、あれこれ詫びるのを見ながら、これはこれで悪くないと思うのだった。

なんてのはどう?

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