レビュー  2015年04月11日  に発表された 

世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春 人気マンガ家競演編
Yonimo Kimyouna Monogatari: Popular Manga Artsit Special

2ツ星

いつもよりおもしろく感じたかな

[あらすじ] 主人公は小学生の女の子。お寺の住職から「お面を外した途端、存在が消えてしまった人がいる」という怖い話をきく。友だちの1人が「私のお面が外れる」と言ったのを最後に姿が見えなくなる。その後、お面が外れたような音が聞こえ、自分が消えてしまうと怯えはじめる。時を同じくして、不気味な男の影が近づく。
[ネタバレ] 女の子はアンドロイドだった。不気味な男は修理屋で、彼女の不安を取り除き、少し大人に成長させる。近未来、出生率は20年連続で0となり、社会を維持するため子どもアンドロイドを作って、育てていたのだ。お父さんもアンドロイドで、この家で生きている人間は母親だけ。外は有毒なスモッグが発生し、アンドロイドでなければ暮らせなかった。
[原作] 永井豪「面」

[感想] 荒唐無稽だけど、住職の話を聞いて不安になるところがいい。あるある、って思ってしまう。オチが明かされたあとも、すでに汚染された環境で人間がふつうに暮らせない事実に驚く。環境を修復するより、人間を取り替えるほうが効率的なんだろうな。鈴木梨央ちゃんの演技もよかった。

地縛者

[あらすじ] 日本各地で人間が木のように固まって動かなくなる現象が起こる。「地縛者」と呼ばれた彼らは、そうなった理由を語ろうとしない。団体職員である主人公は、地縛者の話を聞いてまわるなか、彼らが殺人や窃盗などの罪の意識によって固まったことに気づく。
[ネタバレ] そして主人公もまた暴力を振るう父親を見殺しにした過去があった。彼女は病院の前で地縛者になった。
[原作] 伊藤潤二「地縛者」

[感想] いかにも伊藤潤二が描きそうな話。罪の意識がない母親が生き残るのは予想外。

ゴムゴムの男

[あらすじ] 主人公は時代遅れの極道。背後から撃たれ入院し、ゴムゴムの実を食べて、ゴム人間になる。盃を交わした兄弟に裏切られたと考えた彼は復讐を誓うが、テレビから飛び出したルフィに止められる。結局、主人公は義弟を殺せなかった。
[ネタバレ] 黒幕は組長だった。ルフィの加勢によって、組長は叩きのめされ、兄弟は誓いを新たにする。
[原作] 尾田栄一郎「ONE PIECE」

[感想] ルフィが3DCGであることに驚いた。

蟲たちの家

[あらすじ] 不倫している女が、奥さんとの対決を求めて男の家に向かう。男の話によれば、奥さんは間男との逢引が露見して、良心の呵責から蜘蛛になってしまったという。しかし奥さんの手記によれば、夫は暴力におびえていた。どっちの証言が正しいのか?
[ネタバレ] 妻は正気で、蜘蛛になったふりをすることで夫の暴力を逃れていた。夫は、無力になった妻を愛することができた。こうして完成した愛の巣に、主人公は紛れ込んだ虫なのだ。
[原作] 楳図かずお「蟲たちの家」

[感想] 2005年に楳図かずお恐怖劇場で映像化されたのに、またですか。しかも演出がちがっていて、微妙につまらない。同時進行だから緊迫したのに。原作がどうだったのか、確かめたくなった。

自分を信じた男

[あらすじ] 主人公は存在感のない男。同じく存在感がない男と知り合ったことから、銀行強盗を思いつく。透明人間に等しい彼らは堂々とお金を盗むが、そこに本物の銀行強盗がやってきた。
[ネタバレ] 主人公は空手で強盗をやっつけるが、だれにも見えないため、強盗といっしょに逮捕された。刑務所に収監され、10年経ったが、だれにも気づかれない。
[原作] 石川雅之「自分を信じた男2」

[感想] 存在感がなくて困ったエピソードがおもしろかった。

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