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[レビュー1993年11月24日に発表された 

パーフェクト ワールド A Perfect World

先が見えない

あらすじ

 刑務所を脱獄したブッチ(ケビン・コスナー)は、民家で少年フィリップを人質に連れ出す。相棒だったテリーを射殺して、2人の逃避行がはじまる。
 フィリップはブッチを信頼するようになり、自分の意志で追従する。ブッチはアラスカを目指し、行く先々でものを盗む。

 レッド(クリント・イーストウッド)と犯罪心理学者サリーが脱獄犯を追跡する。レッドは粗暴で、サリーの化学分析を信じない。包囲は狭まっていく。

 ブッチは親切な農夫に救われるが、農夫が子どもに暴力を奮ったことに激怒。ブッチが農夫を殺すと思ったフィリップは、ブッチに向けて発砲。ブッチはレッド率いる警官隊に包囲される。ブッチはフィリップに別れを告げ、射殺される。

 ブッチは殺人も躊躇せず、多くの人を困らせたため、さっぱり感情移入できない。悲劇的な過去があるようだが、評価は変わらない。フィリップは愛らしいが、やはり共感しづらい。フィリップがブッチを撃った拳銃を捨てるのは驚き。賢い!

 ラストはまぁ、そうなるだろうなぁと思った通り。犯罪心理学が机上の空論とされたのも納得しがたい。よく言えばマッチョ、ぶっちゃけ馬鹿。

 結局、パーフェクト・ワールドなんか存在しないといいたかったのか? いい話っぽくまとめているが、とてつもなく迷惑な話で、さっぱり共感できなかった。

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