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[レビュー2016年06月07日に発表された 

ミラーズエッジ カタリスト / Mirror's Edge Catalyst (PS4)

Mirror's Edge Catalyst

複雑な状況設定で疾走感が台無し

プレイヤーはパルクールアクションを楽しみたいのであって、なにを運んでいるか、この仕事で社会を変えられるかなんて、まったく考えてないだろう。なのに制作者はその、どうでもいいところを重くしている。
仲間同士のいがみ合いはストレス。仕事中に難しい話をされてもわからない。ムービーを見るのはゲームクリアのため。プレイヤーはただ駆け抜けたいだけなんだ。

フェイスは泥棒で、警備の目を欺いて物品や情報を盗んでくる。成功したら報酬がもらえ、技能やスキルを向上できる。ほんと、それだけで十分なんだよ。ジョブ同士の連続性も必要ない。

ゲームに目を向けても至らぬ点は多い。最たるものは近接戦闘。パルクールを追求するなら警備員は無視、接触はロスタイム、囲まれたらゲームオーバーでいい。そもそも戦闘したいならほかのゲームをやるよ。

ステージはどこも似たような雰囲気で、やることも同じだから、飽きる。いろんなルートを試す楽しみもない。たとえば「キーカードが見つかれば時間短縮できる」とか、「警報が鳴るとドアがロックされ、遠回りを余儀なくされる」とか、「3回しか使えないフックショット」などあれば、だいぶちがっただろう。

細かいことだが、フェイスの衣装が気になる。右手は指ぬき手袋、左手は素手、肩と足首は露出、小さい靴で、ヘルメットもない。まったくパルクールに向いてない。ビジュアルを優先したいのだろうが、ぶっちゃけプレイヤーはフェイスの容姿に興味ないと思うよ。

まだつづきそうなエンディングだったけど、次こそはシンプルに駆け抜けるゲームにしてほしい。

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