レビュー  1983年07月22日  に発表された 

ジョーズ3D
Jaws 3-D

3ツ星

いよいよ怪物化

2014年、午後のロードショーで鑑賞する。『1』は見たが『2』は見ていない。マーティン・ブロディは登場せず、成長した息子のマイケルが主人公となったが、演出のせいもあるだろうがヒーローって感じはしない。言い換えるなら、サメ映画がヒーローの物語ではなく、どこにでもいる若者が立ち向かえるようになった。

舞台は海洋水族館「シー・ワールド」。例によって偉い人は身勝手で、いくら警告しても耳を貸さない。このあたりは既定路線。驚いたのは、最初に見つけた体長3メートルのホオジロザメが、超巨大サメの子どもでしかなかったこと。つまり本作の敵は「巨大サメの大群」となったわけだ。たとえるなら『エイリアン』から『エイリアン2』になったようなもの。ただし『エイリアン2』のようなドラマはない。サメ映画はこのあたりから、パニック重視に傾いていったのだろう。しみじみ。

そして3Dである。飛び出して見える箇所はわずかだが、いかにもなアングルが楽しい。偏光メガネがなくても飛びして見えるよ。海底トンネルの特撮も味わいがある。未来的だ。このまま遊園地のアトラクションにできそう。
最後は手榴弾をサメの口に投げ込んで爆殺。いいじゃん、これだよこれ。

見たあとに残るものはなにもないが、けっこう派手で楽しめる映画だった。


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