レビュー  2016年04月01日  に発表された 

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(全39話)
JoJo's Bizarre Adventure PART4 Diamond Is Unbreakable

4ツ星

思いのほか新しかった

第3部「スターダストクルセイダース」は原作漫画の絵柄、構図、ストーリー、セリフにこだわったため、アニメとしての魅力はあまりなかった。動いて、しゃべる程度。その点、第4部は絵柄を変え、構図を変え、ストーリーやセリフを整理して、漫画とは別作品として楽しめるものに仕上がっていた。

まず驚いたのは色。キャラクターの色数を減らし、デフォルメされた背景がポップな色で塗りつぶされている。リアルとは言えないが、リアルを追求する必要もない。原作の雰囲気をうまく引き出している。
つづいて驚いたのは構図。たとえばキャラクターが見ている光景に、驚くキャラクターの立ち絵が重なり、さらに別のキャラクターが重なる。漫画でときおり見かける構図だが、むしろアドベンチャーゲームの立ち絵を彷彿させる。従来のアニメになかった演出センスだ。
ストーリーは原作に忠実だが、順序を変えたり、同時進行させることで、緊張感や興味を刺激している。これもうまい。


※従来のアニメになかった演出

表現の切り口が変わったことで、原作のおもしろさを再確認できた。東方仗助はリアルな若者だし、吉良吉影は哲学をもった殺人狂だった。承太郎、岸辺露伴、広瀬康一、川尻早人など、主役を張れるキャラクターたちの共演が楽しい。第4部って、こんなにおもしろかったのか。

漫画のアニメ化作品は多いおけど、これはかなり成功した事例だと思う。

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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(全39話)