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[レビュー2017年12月12日に発表された 

Not A Hero (BIOHAZARD 7 DLC)(PC)

Not A Hero (RESIDENT EVIL 7 biohazard DLC)

ゲームの中でくらい、ヒーローになりたい

「End of Zoe」が1,500円もするせいか、本作は無料配布された。
「7」本編終了後、イーサンを救出したクリス・レッドフィールドが、逃走中のルーカスを追跡する。クリスはルーカスを仕留めるが、部下たちはすべて惨殺される。だから「Not A Hero (英雄じゃない)」と言いたいようだが、プレイヤーの技量不足や判断ミスのせいじゃない。すべてはイベント中の出来事じゃんか。
プレイヤーはヒーローになりたい。ままならぬ現実をしばし忘れて、工夫して、練習して、強大な敵を打ち負かしたい。そのカタルシスを奪ってどうすんのか。

絶望的な難易度、初見殺しのオンパレードで、部下を死なせてしまったなら受け入れる。それでも工夫して、練習して、「Getting Over It with Bennett Foddy」みたいな苦難を乗り越えた先に、全員を救うエンディングがあって、そのときタイトルが「Be A Hero」に変わるなら、やりがいもあっただろう。
「Not A Hero」だって? ゲームづくりのセンスがないなぁ。

本編最後に登場した「レッドフィールド」が、ついに「クリス・レッドフィールド」と明かされる。また新しい薬を試したのか、筋肉ゴリラの面影はない。新生アンブレラなる組織が出てきて、これまたミッションへの集中力を奪う。
ルーカスは、なぜかクリスを特別扱い。あんなヘルメットをかぶってちゃ、個別認識もままならないだろうに。なんか因縁があるのか、と思わせるところも説明不足。

クリスのヘルメットはHUDになっており、これまた「7」本編と雰囲気が異なる。ヒットポイント管理のほか、酸素濃度にも注意を払わねばならないが、ほぼイベント要素なので、注意不足で死ぬことはないだろう。クリスの首筋は露出しており、気密性のある戦闘服ではないようだ。このあたりも弱い。
サーバーを破壊したことで、イブリンのデータ漏えいは防ぐことはできたようだが、釈然としない。どうせ釈然としないなら、「だれかがコピーを入手した」とシーンを最後に挟めばいいのに。

「バイオハザード7」のDLCはこれで終わったようだが、次はどうなるんだろうね。正直、期待感はまったくない。



Steam: Not A Hero

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