劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊 Doubutsu Sentai Zyuohger vs. Ninninger the Movie: Super Sentai's Message from the Future
2017年 特撮 4ツ星 #スーパー戦隊 タイムトラベル 忍者「おれの時代までスーパー戦隊が続くように!」
毎年恒例の戦隊VSシリーズの劇場版。私は両作品とも見てないが、とても楽しめた。キャラクターが多くて、変身を解くとだれがだれか、どっちの陣営かもわからないが、それでも各位の個性がよく描かれている。また騒動を起こすニンニンジャー、巻き込まれるジュウオウジャーという構図もうまい。またそれを象徴するように、押しまくるアカニンジャー(伊賀崎天晴)と、押されまくるジュウオウイーグル(風切大和)もいい。
本作は珍しく2つの戦隊が本気で衝突している。事情を察したレッドが必死に説得するが、まったく耳を貸してもらえない。レッドの弱さは嘆かわしいが、リアルで困る。ヒーローたちは個性的でありながら、ヒーローとしての本分を失わない脚本もよかった。
そして対決パート。親子3代の揃い踏み変身、未来が変わったことで次のスーパー戦隊(キュウレンジャー)が駆けつける、さらにスーパー戦隊のレッド、およびロボットが力を貸してくれる。唐突で、大盤振る舞いだが、「つながる」ことの大切さが強調されて嬉しい。
戦いになると、ガジェットを回したり、ボタンを押したり、がちゃがちゃ操作するのは大変だ。この傾向は仮面ライダーやウルトラマンも同じだけどさ。おもちゃが売れて、安定的に特撮番組が供給されるのは嬉しいが、ときどき、ガジェットの複雑さに白けてしまう。
ところでアカニンジャーが結婚してたとは驚き。だから息子の存在をすんなり受け入れたのか。しかし相手を伏せたままなのはなぜ? テレビシリーズを見ればわかるのだろうか?
スーパー戦隊 | ||
---|---|---|
年 | 戦隊名 | 作品 |
1975 | 秘密戦隊ゴレンジャー | |
1977 | ジャッカー電撃隊 | |
1979 | バトルフィーバーJ | |
1980 | 電子戦隊デンジマン | |
1981 | 太陽戦隊サンバルカン | |
1982 | 大戦隊ゴーグルファイブ | |
1983 | 科学戦隊ダイナマン | |
1984 | 超電子バイオマン | |
1985 | 電撃戦隊チェンジマン | |
1986 | 超新星フラッシュマン | |
1987 | 光戦隊マスクマン | |
1988 | 超獣戦隊ライブマン | |
1989 | 高速戦隊ターボレンジャー | |
1990 | 地球戦隊ファイブマン | |
1991 | 鳥人戦隊ジェットマン | |
1992 | 恐竜戦隊ジュウレンジャー | |
1993 | 五星戦隊ダイレンジャー | |
1994 | 忍者戦隊カクレンジャー | |
1995 | 超力戦隊オーレンジャー | |
1996 | 激走戦隊カーレンジャー | |
1997 | 電磁戦隊メガレンジャー | |
1998 | 星獣戦隊ギンガマン | |
1999 | 救急戦隊ゴーゴーファイブ | |
2000 | 未来戦隊タイムレンジャー | |
2001 | 百獣戦隊ガオレンジャー | |
2002 | 忍風戦隊ハリケンジャー | |
2003 | 爆竜戦隊アバレンジャー | |
2004 | 特捜戦隊デカレンジャー | |
2005 | 魔法戦隊マジレンジャー | |
2006 | 轟轟戦隊ボウケンジャー | |
2007 | 獣拳戦隊ゲキレンジャー | |
2008 | 炎神戦隊ゴーオンジャー | |
2009 | 侍戦隊シンケンジャー | |
2010 | 天装戦隊ゴセイジャー | |
2011 | 海賊戦隊ゴーカイジャー | |
2011 | 非公認戦隊アキバレンジャー | |
2012 | 特命戦隊ゴーバスターズ | |
2013 | 獣電戦隊キョウリュウジャー | |
2014 | 烈車戦隊トッキュウジャー | |
2015 | 手裏剣戦隊ニンニンジャー | |
2016 | 動物戦隊ジュウオウジャー | |
2017 | 宇宙戦隊キュウレンジャー | |
- | 関連 |