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[レビュー2016年10月14日に発表された 

インフェルノ Inferno

「35歳くらいにならないと駄目だな」

 ロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)は、フィレンツェの病院で目覚めた。記憶を失っており、状況がわからない。何者かに命を狙われるが、医師シエナの手引きで脱出する。ラングトンとシエナは、生化学者ゾブリストが人類の半数を滅ぼすウイルス拡散を企んでいることを知る。危険を知らせたいが、警察も信用できず、ラングトン教授の孤独な戦いがはじまる。

 「ロバート・ラングドン」シリーズの第4作。映画は3作目。オープニングが秀逸で、一気に引き込まれる。映画ファンの直感として、シエナを疑ってしまう。これがほどよい緊張感をもたらす。娯楽映画として、じつにいい。
 しかし「人類の半数を滅ぼすウイルス」と聞いて、いささか萎えた。『天使と悪魔』もそうだが、スケールが大きすぎる。まぁ、わかりやすいっちゃあ、わかりやすいが。

 例によってラングトン教授は賢く、どんどん謎を解いていく。しかし最終決戦の場でいっしょにアクションするのは鼻白む。そこまでやらなくていいけど、それじゃあ娯楽映画にならないのか。うーん。
 ラングトン教授の恋もいらないと思うが、これまた娯楽映画に不可欠なのかな。うーん。

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