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[レビュー2016年06月14日に発表された 

Dead by Daylight (PC)

Dead by Daylight

見てる方が楽しい

1人のキラーと、4人のサバイバーに分かれて対戦するホラーゲーム。サバイバーは攻撃手段を持たないため、キラーに見つからないよう動いて、発電機を稼働させ、脱出ゲートを開く。キラーはサバイバーを吊るして、助けに来た仲間を撃滅する。あるいは、そう見せかける。ふつう対戦ゲームは比嘉の性能差をなくすものだから、こうした非対称戦はかつてなかったかもしれない。

しかしプレイしてみると、思うように行動できない。キラーにしてもサバイバーにしても、自分の能力、限界、最適な動きに通じていないと、それを前提にした駆け引きが成立しないのだ。
キラーにしてもサバイバーにしても、未熟なまま楽しめる余地はない。さりとてソロプレイで練習もできない。私にはまったく合わないゲームだった。

しかしゲームセンスの高い人が、相応の手間を払って鍛えたキャラクターの駆け引きは、見てるだけでも楽しい。画面の隅をちらっと動いただけで相手を補足し、その行動を予測して待ち構えたり、出し抜いたり。熟練者の視点なら、キラーが勝っても、サバイバーが勝っても楽しい。

入門者に厳しいジャンルは滅びる。『Dead by Daylight』はどれほど長く、多くの人に愛されるだろうか? 対戦でしか楽しめないゲームは廃れるのも早いが、このコンセプトが引き継がれ、洗練されていくことを願う。



Steam: Dead by Daylight

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