レビュー  2017年05月27日  に発表された 

バイオハザード: ヴェンデッタ
Biohazard: Vendetta / Resident Evil: Vendetta

3ツ星

対ゾンビ戦がよかった

『ディジェネレーション』(2008)、『ダムネーション』(2012)に続くバイオハザードのフルCG映画第3弾。CG技術はさらに向上し、肌の質感、手首や足首のちょっとした動きなど、ぐんとリアルになった。表情は硬いが、そこは重要じゃないだろう。本作の売りは下記のとおり。ストーリーは薄っぺらいが、アクション映画だから問題ない。

  1. シリーズの二枚看板であるクリスとレオンの共演
  2. 久々にゾンビ登場
  3. 対B.O.W.の近接戦闘がたっぷり

対B.O.W.近接戦闘

アクションがいい。クリスとレオンは怪物との戦いに慣れており、そのため格闘家や軍人とは異なる動きを見せてくれる。その本領が発揮されるのは、クライマックスの屋内ゾンビ戦。クリスが銃剣を使いこなすのがいい。レオンが肘を伸ばさず射撃するのがいい。ゾンビを盾にしたり、組み伏せてリロードしたり、くるくる回転して全方位を制圧したり......。洗練された動きに興奮した。『ジョン・ウィック』(2014)の近接戦闘と同じくらい、斬新だった。
しかし見せ場が足りない。アクションシーンは他にもあるが、屋内ゾンビ戦ほど魅力がない。もっともっとゾンビを戦ってほしかった。
それから戦闘の理念を聞きたい。映画『リベリオン -反逆者-』(2002)に登場するガン=カタの魅力の半分は、その嘘っぽい効果の説明にある。「B.O.W.と戦うときのコツは...」とか「おれがマスクをしないのは、ちゃんとした装備のやつがたくさん死ぬのを見たから」とか語ってくれたら、きっと胸が熱くなっただろう。

バイオハザードにストーリーやドラマは期待していない。洗練されたアクションを、今後も見せてほしい。

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