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[レビュー2017年06月07日に発表された 

Conarium (PC)

Conarium

ラヴクラフティアンホラー?

H・P・ラヴクラフトの小説「狂気の山脈にて」(1931 At the Mountains of Madness)の後日談を描いた作品。ケイオシアム社のライセンスは受けておらず、そのためSAN値の概念は登場しない。そのせいか、「ラヴクラフティアンホラー」と銘打っている。

一人称視点の探索ゲームで、モンスターとの戦闘はない。文章量が多く、そのくせ神話生物はあまり登場しない。主人公の素性も不確かで、なにをどうしていいのやら。南極基地が舞台だが、夢によってさまざまなステージを往来する。よく言えば幻想的、悪く言えば現在地を見失う。
「Conarium」(コナリアム)は脳の部位、上生体のことだが、本作では知覚領域の境界を飛び越えるデバイスの名称。時間や空間を超えるワープ装置ではなく、夢として知覚しているようだ。じつにラブクラフトっぽい装置だが、説明不足と言うか、説明はしてるがおもしろくないと言うか、さっぱり興奮しなかった。

んで、よくわからないまま終わる。ストーリーどころか、ゲームの達成条件も理解できない。なんだこりゃ? クトゥルフ神話世界の散歩シミュレーターだった。



Steam: Conarium

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