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[レビュー2012年06月09日に発表された 

ジョーズ・リターン Jersey Shore Shark Attack

ワースト2位だが、意外と悪くない

 ScreenRantというサイトの「史上最低のサメ映画15選」によると、「ジョーズ・リターン」は堂々2位に輝いている。どんだけ最低なんだ? という興味がなかったら、人生の貴重な2時間を使って視聴することもなかっただろう。んで人生の貴重な2時間を浪費した私に言えることは、あんがい悪くなかったということ。

 違法な掘削工事が発する振動によって、「目が赤くて身体が白いオオメジロザメの群れ」が集まってくる。利権がからんで対策は後手後手。ふつうのストーリー。初代『ジョーズ』との関連がほのめかされるが、さしたる意味もない。

 CGは、2012年とは思えないほどしょぼい。色が白いぶん、おもちゃ感がきわだつ。パックンチョの瞬間は映されないが、血のシャワーは盛大。ドラマパートで飽きると、「来るぞ来るぞ」と思わせて、パックンチョ。予算と技術の不足、サービス精神でカバーしている。

 見どころは主人公チームの筋肉バカトリオ。ASS(アルコール、太陽、セックス)をこよなく愛し、社会的地位は低いが、町の平和を守るため奔走する。といっても花火でボートを燃やしたり、無駄な乱闘騒ぎを起こしたり。彼らを取り巻く恋人たちや、いやみな金持ちの馬鹿ばっかり。働きもせず、毎日遊んでばかりじゃ、阿呆になるのも当然か。

 こんなふうに描くと「おもしろい」と誤解されるかもしれないが、「どれほどひどいか観てやろう」って気持ちで鑑賞すると、「それほど悪くない」というだけで、クソ映画であることは否めない。
 人生の貴重な2時間を無駄にしないように。

史上最低のサメ映画15選

  1. ジョーズ'87/復讐篇』(87)
    JAWS: THE REVENGE
  2. 『ジョーズ・リターン』(12)
    JERSEY SHORE: SHARK ATTACK
  3. シャーク・アタック!!』(11)
    SUPER SHARK
  4. 『メガロドン』(02)
    MEGALODON
  5. 『ATTACK OF THE JURASSIC SHARK(原題)』(11)
    ATTACK OF THE JURASSIC SHARK
  6. ビーチ・シャーク』(11)
    SAND SHARKS
  7. 『MAKO: THE JAWS OF DEATH(原題)』(76)
    MAKO: THE JAWS OF DEATH
  8. 『HAMMERHEAD: SHARK FRENZY/SHARKMAN(原題)』(05)
    HAMMERHEAD: SHARK FRENZY/SHARKMAN
  9. ゴースト・シャーク』(13)
    GHOST SHARK
  10. メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』(09)
    MEGA SHARK VS. GIANT OCTOPUS
  11. 『PSYCHO SHARK/JAWS IN JAPAN(原題)』(09)
    PSYCHO SHARK/JAWS IN JAPAN
  12. ダブルヘッド・ジョーズ』(12)
    2-HEADED SHARK ATTACK
  13. ディープ・ライジング』(00)
    SHARK ATTACK 2
  14. 『凶悪海域 シャーク・スウォーム』(08)
    SHARK SWARM
  15. 『レッド・ウォーター/サメ地獄』(03)
    RED WATER

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