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[レビュー2017年06月16日に発表された 

海底47m

47 Meters Down

意外によかった

あらすじ

 リサとケイト姉妹は、海に沈めた檻(ケージ)から野生のサメを鑑賞する「シャークケージダイビング」に挑戦する。
 ワイヤーが切れて檻は水深47mの海底まで落下してしまう。無線は届かず、酸素は残りわずか。急浮上すれば潜水病で死んでしまうが、ゆっくり浮上するとサメの餌食になる。
 姉妹は協力しあいながら、生還を目指す。

 岩礁からの脱出を目指す『ロスト・バケーション』(2016)の翌年公開だから、「また新たなシチュエーションを思いついたもんだ」と感心した。期待せず見たけど、意外によかった。サメ映画にありがちな、バカな役人、仕組まれた人災、まぬけな犠牲者がおらず、姉妹も徹底してシリアスだった。
 それゆえ小粒感──「ただの事故」という印象は拭えないが、これはこれでいい。

 スキューバ・ダイビングに詳しくないので、リアリティはわからない。わからないが、緊張感はあった。水圧の息苦しさもあった。海底が見えなくて不安になる気持ちも伝わった。
 何度も血を流したが、それでサメに襲われるわけじゃない。浮上中も同じ。サメの過剰な攻撃がないのは、いい意味で驚いた。
 姉妹だけではどうにもならず、沿岸警備隊に救出されるのも驚き。よかったよ。

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