[Edit]
[レビュー2001年07月13日に発表された 

キューティ・ブロンド Legally Blonde

引っかからない。

「金髪(ブロンドヘア)の女性はあまり賢くない」という偏見に基づくブロンド・ジョークなるものがあるらしい。本作はこれを逆手に取って、「金髪のカワイ子ちゃんだけど賢い」というプロットなのだが、ブロンド・ジョークに馴染みがないから、いまひとつ乗れない。「美貌、知性、良識、勇気を兼ね備えて、無敵じゃ~ん」と思うだけ。

主人公エルは「上院議員の妻に、マリリン・モンローみたいなブロンド女性は似合わない」という理由で捨てられる。これは、上院議員を目指す男は言いそうなことなんだろうか? わからない。「そんなこと言う男に惚れた自分を恥じろ」と思う。

行く先々で偏見に苦労するコメディタッチと思いきや、後半はシリアスな法廷モノに突入する。しかし衣装や性格は変わらない。あくまでも自分を押し通すって意味だろうが、法廷でそれをやっちゃうと正義になっちゃう。なんだかなーと思ってしまった。

2020年に鑑賞。すでに続編やスピンオフ、ミュージカルが作られているが、そこまでおもしろい作品に思えなかった。

類型

『バフィー 恋する十字架』(1997)
「バカなブロンド娘がモンスターに殺される映画は見飽きた。一度でいいから、そのバカなブロンド娘がモンスターを蹴り上げる映画を見てみたいと思った」という考えで制作されたシリーズ。

『小悪魔はなぜモテる?!』(2010)
主人公は美貌、知性、良識、勇気を兼ね備えていたが、「ギャルはふしだら」という偏見に振り回された。

Share

Next