ザ・プレデター The Predator

2018年 外国映画 4ツ星 アクション 地球外生命

「プレデターって言うより、ハンターよ!」

あらすじ

主人公はアメリカ陸軍特殊部隊のスナイパー、クイン。メキシコで麻薬組織の暗殺作戦に従事していたが、そこへ宇宙船が墜落。プレデターと交戦することに。なんとか生き残り、プレデターのヘルメットとガントレットを入手する。クインは軍の没収を避けるため、それらを障害のある息子ローリーに郵送する。
プレデターの存在を秘匿したい政府は、クインを精神異常者として軍刑務所に送る。護送中のバスで、退役軍人受刑者5名と知り合う。

そのころ、秘密機関に捕獲されたフュージティブ・プレデターが覚醒。装備品を回収するため、ローリーの家に向かう。その混乱に乗じて、クインは囚人たちと脱走。女性科学者ケイシーから事情を聞いて、クインの家に向かう。

学校でローリーを襲うフュージティブと交戦。さらにフュージティブを追跡するアサシン・プレデターが乱入し、フュージティブが殺される。フュージティブの宇宙船墜落地点を解読したローリーは、秘密機関に連れされる。

フュージティブの宇宙船墜落地点で、アサシンと交戦。仲間と秘密機関は全滅。ローリーはアサシンに連れ去られるが、クインの活躍によって宇宙船は大破・墜落。アサインも仕留めることができた。

プレデターの目的は、異種交配による種族の強化と、地球温暖化に乗じた植民地化であった。フュージティブは、プレデターと戦うための装備「プレデターキラー」を地球人に渡そうとしていた。
クインは秘密機関の一員となり、プレデターキラーを装備する。

これまでの設定を踏襲しつつ、プレデターの名称、習性、目的を再定義。続編を作りやすくしてくれた。
主人公をはじめ、登場人物はみな戦闘力が高く、状況の理解も早い。「こんなの嘘よ」と騒いで興を削ぐこともない。政府や軍上層部を信用せず、先手を打つところもいいね。まぁ、ご都合主義なんだけど、そのへんを気にしたら負け。アメリカ陸軍のスナイパーが、なんでメキシコで麻薬組織を撲滅させるの? なんて考える人には不向き。

プレデターも種類も増えた。一方で、戦う武器も得た。いいじゃん。どんな駄作になってもいいから、続編を作ってほしい。

ページ先頭へ