仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ Kamen Rider Zi-O NEXT TIME: Geiz Majesty
2020年 特撮 3ツ星 #仮面ライダー 学校具体的にどうするの?
本編終了後、2018年から分岐した新世界。進路を決める高校3年生のソウゴ、ゲイツ、ツクヨミ。後輩のオーラ、ウール。強面先生のスウォルツが日常を過ごしていた。
いくつもの平行世界が生まれた中で、白ウォズが復活。自分が救世主になりたいと願い、ディエンドの力を奪ってアナザーディエンドとなって新世界にやってきた。白ウォズは高校生ゲイツを追い詰め、救世主になることを選択させると、さらにゲイツの力を奪おうとする。ディエンドの介入でソウゴ、ゲイツ、ツクヨミ、ウォズの4人が仮面ライダーに変身し、白ウォズを撃退。ウォズは白ウォズを吸収し、ソウゴがふたたび魔王の道を歩むことを見守る。ゲイツは救世主になることを決意するのだった。
『仮面ライダービルド NEW WORLD』はリセットされた新世界でライダー関係者たちが記憶と力を取り戻して、「あの戦いはなんだったのか?」と疑問がよぎることもあった。『仮面ライダージオウ NEXT TIME』も同じパターンなんだけど、いくぶんマシな感じ。ゲイツの負傷が白ウォズの仕業だったら、もっと明瞭になったのに。
そして本編と同じく、「救世主になるって、具体的にどういうこと?」と思ってしまう。前提となる災厄が起こってない世界で、だれと戦うのか、どう備えるのか? 『仮面ライダーカブト』はこれから起こる災厄を知っていた(ように見える)が、そのような予兆もなかった。王様が必要で、救世主が必要になる未来が見えていたら、ぐっと緊張感が増しただろうに。
最後はスウォルツ、オーラ、ウールが結集したような雰囲気で締めくくっている。うれしいサービスなんだけど、具体的なことは示されない。つまり次回作の予定がないってこと。次回作の予定がなくっても、テキトーに世界観を広げてほしかったかなー。
本作は2号ライダー(ディエンド、バース、アクセル、カイザ)が登場。それぞれ見せ場もあるが、物足りない。もっと絡んでほしかったし、揃い踏みも見たい。まぁ、このあたりはキリがないか。
ディエンド役の戸谷公人は29歳になったが、先生じゃなく生徒として学校に潜り込むのは驚き。まぁ、できてしまうのはすごい。これも一瞬で、もったいない。
そして新フォーム、ゲイツ、マジェスティだが、なにこのパッとしないデザイン。グランドジオウに比べ、だいぶしょぼい。変身サウンドもノれない。「Majesty」は威厳、荘厳、主権、至上権、陛下、といった意味だが、ストーリーに合致していない。「ゲイツセイバー」でいいじゃん。いずれにせよデザインは没だ。
いろいろ苦言を述べたが、最後まで楽しく視聴できた。悪くない続編だった。
仮面ライダー | ||
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昭和・第1期 | ||
1971 | 仮面ライダー | |
1973 | V3 | |
1974 | X | |
1974 | アマゾン | |
1975 | ストロンガー | |
昭和・第2期 | ||
1979 | 新 (スカイ) | |
1980 | スーパー1 | |
1984 | ZX | |
昭和・第3期 | ||
1987 | BLACK | |
1988 | BLACK RX | |
1992 | 真 | |
1993 | ZO | |
1994 | J | |
平成・第1期 | ||
2000 | クウガ | |
2001 | アギト | |
2002 | 龍騎 | |
2003 | 555 | |
2004 | 剣 | |
2005 | 響鬼 | |
2005 | リブート | |
2006 | カブト | |
2007 | 電王 | |
2008 | キバ | |
2009 | ディケイド | |
平成・第2期 | ||
2009 | W | |
2010 | オーズ/OOO | |
2011 | フォーゼ | |
2012 | ウィザード | |
2013 | 鎧武 | |
2014 | ドライブ | |
2015 | ゴースト | |
2016 | エグゼイド | |
2017 | ビルド |
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