闇芝居 (第8期/全13話) Yamishibai: Japanese Ghost Stories 8th Season

3ツ星

気がつけば8年目。

1. ハンカチ落とし ... [あらすじ] 主人公は若い娘。仲間たちと廃屋で肝試しすると、ハンカチが出現した人から消えていった。ついに主人公の手元にハンカチが出現するが、もう１人に投げて免れる。ひとりぼっちになった主人公に、だれかが囁く。「次はお姉さんが鬼」　[感想] じつにスピーディ。因果関係はわからないが、あまり気にならない。
2. 命日 ... [あらすじ] 主人公は新妻。夫の実家を尋ねると、夫の死んだ母親が死後10年にわたって命日に帰ってくると言う。見えない霊体が入ってくるが、主人公の目には母親でないものに見えた。ではなんだったのか？　[感想] 彼らは10年もなにを迎えていたのか？　なぜ息子の嫁には見えたのか？　もうちょい描いてほしい。
3. うしろを見るな ... [あらすじ] 主人公は道を歩く若者。「ここから先、うしろを見るな」の看板を見かけると、その先で頭のおかしな女性と出会う。女性は何日もここに閉じ込められ、いっしょにいた恋人が消えてしまったと言う。すると背後から男の声。主人公がうしろを見ると、だれもいない路地に閉じ込められた。　[感想] 予定調和で、物足りない。
4. 豆まき ... [あらすじ] 主人公は幼い男の子。お父さんが行方不明になったけど、人生を前向きに生きようと決意。お母さんを守るため、豆をぶつけて鬼を追い出した。気がつくとお母さんもいなくなり、額になにかあった。　[感想] オチはいいが、状況説明がややこしかった。
5. 笑い声 ... [あらすじ] 主人公は深夜に勉強する受験生。おばあさんの笑い声が聞こえてくる。父親が様子を見ると、狂ったように笑い始める。母親もおかしくなった。　[感想] なにがなんだか。
6. 釣りの成果 ... [あらすじ] 主人公は妻。夫が釣りから帰ってくるが、釣った魚を見せてくれない。深夜、台所で処理をはじめるが、異様。翌朝、釣り友達は釣った魚を食べて大変なことになったと知る。布団で丸まってる夫を起こそうとすると...　[感想] わけがわからない。
7. 一寸法師 ... [あらすじ] 主人公は地味な高校生。「一寸法師を捕まえればモテる」というウワサが教室で広がるが、それより自分が好きな女性と友人が交際していることに苛立つ。主人公はなにかを踏み潰す。翌日、主人公の体内から一寸法師の声が聞こえる。主人公は一寸法師に命じられるまま、友人と彼女を殺す。　[感想] 内なる声と解釈するのはアリキタリ。ではなにか？　わからない。
8. 柩仰（きゅうこう） ... [あらすじ] 主人公は女子高生。休校の連絡を受けたが、興味本位で友だちと学校に向かう。どの教室にも生徒がいる。友だちもいる。「キュウコウがはじまります」と放送があって、主人公は柩に収められた自分の死体を見る。友だち２人はまだ学校に入っていなかった。　[感想] 柩仰＝きゅうこう、と読ませるようだ。わかったところでわからないけど。友だちはスマホで連絡し、おびえた表情をしていた。時系列がおかしい。このへんを掘り下げるとおもしろくなりそう。
9. 蟻地獄 ... [あらすじ] 主人公は女性会社員。残業の帰り道、蟻地獄に引きずり込まれる幻覚を見る。仕事でミスがつづき、遠くへ行きたいと思うと、ふたたび蟻地獄に引きずり込まれる。そして新たな犠牲者が。　[感想] これまたストレートに、わけがわからない。
10. 雪の足跡 ... [あらすじ] 主人公は少女。雪山で遊んでいると、兄が消えてしまう。足あとをたどると数が増えて、不気味に大きなものが交じり、ソリのあとに変わる。その先に血が飛び散っていて、自分の足あとも消える。不気味な足音が聞こえる。　[感想] 女の子がかわいい。第８期はぜんぜんモンスターが出ないね。
11. 祟り ... [あらすじ] 主人公は男子高校生。「早く祟られろ」という幻聴に悩まされ、正気を失っていく。階段から転んで頭を強打。地蔵が微笑む。　[感想] わけがわからない。
12. 糸電話 ... [あらすじ] 主人公は父親。娘と糸電話をしたら、不倫相手の声が聞こえてきた。主人公は正気を失い、妻子が家を出ていった。主人公は糸電話の先を探して、クローゼットに取り込まれる。　[感想] クローゼットに不倫相手の死体でもあればよかったのだが。
13. 寝言 ... [あらすじ] 主人公は男子大学生。友だちＡの指摘され、自分は夢遊病と気づく。ビデオカメラを仕掛け、自分の様子を確かめる。自分はなにかを探していたが、友人Ａの声がする。「もう探さなくていい。次はおまえが探される番だ」と声がする。子どものころ遊んだ３人組のうち、２人目が消えた。　[感想] 詰め込みすぎ。