【ゆっくり文庫】アンデルセン「人魚姫」 The Little Mermaid (1836) by Hans Christian Andersen
2013年 ゆっくり文庫 ファンタジー007 姉の視点で──
海の底、人魚の王国に6人の姫がいた。末の妹が海の上で、人間に王子に恋をした。魔女と取り引きして、王子といっしょになりたいと言う。五女は叱りつけるが、妹の思いを止められなかった。
原作について
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(1805-1875)
だれもが知っている物語なので、視点を変えてみた。おもしろく翻案できたと思うが、どうだろう? 何度もチェックすると、はじめて見る人の感覚がわからなくなる。「人魚姫」の物語を知っている前提で翻案したけど、大丈夫かな? ディズニーの「リトル・マーメイド」しか知らないと言われたらショックだ。
劇中、アデーラ(魔理沙)が見逃すイベントが2つある。1つ目はアラーナが浜辺で薬を飲んでいること、2つ目はアラーナが泡になる前に短剣を捨てていること。気づいてもらえたらうれしい。
ちなみに、六姉妹の名前は「リトル・マーメイド」の七姉妹からアリエルを除いたもの。姉妹の名前はさして重要でないが、名前がないと困るので、ちょうどよかった。
もはや翻案というより二次創作だけど、なにか問題があるだろうか? 権利問題はよくわからない。
動画制作について
「文鳥」「少女病」に引きつづき、写真を挿入した。写真を探すのは面倒だけど、もう省けなくなった。こうやって制作のハードルが上がっていくのは困る。いいものを作りたいけど、どこかで妥協しないとやばい。
「少女病」と同じく解説を入れてみた。解説することで、純粋な感動を損ねていないだろうか? これもわからない。コメントで評価されても、わからないだろう。
アクセス数を見ると、どの作品も十個くらいコメントがつき、最初の週で100回くらい再生される。だいたい同じ人が私の作品を楽しんでくれているようだ。もっと反応がほしいが、地道にやっていくしかないだろう。
次回は小泉八雲の「破られた約束」になる。