創作  2014年05月17日(土)に書いた ゆっくり文庫

【ゆっくり文庫】コナン・ドイル「ブルースパーティントン設計書」シャーロック・ホームズ最後の挨拶

【ゆっくり文庫】コナン・ドイル「ブルースパーティントン設計書」シャーロック・ホームズ最後の挨拶

マイクロフト登場──

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原作について

アーサー・コナン・ドイル

アーサー・コナン・ドイル
(1859-1930)

 ゆっくりホームズは3本制作するつもりだった。「青い紅玉」「ボヘミアの醜聞」「最後の事件」だが、「ブルースパーティントン設計書」を加えることにした。なぜ本作が必要だったかは「最後の事件」の編集後記に書きたい。制作がいつになるかわからないが、レストレード、マイクロフトが登場した以上、モリアーティは外せない。

 今回も時間配分に苦労した。そのまま映像化すると40分を超えるが、20分に刈り込みたい。そこで登場人物(訪問箇所)をざっくり整理した。原作を読んでいる人は「あれ?」と思うだろうが、ちがったドラマを引き出せたと思う。

 クライマックス、マイクロフトは実行犯の捕物に同行する。忙しくて、現場作業が苦手な人物としては奇妙だ。まぁ、マイクロフトの出番を増やすためなんだけど、それにしては出番が少ない。なので盛ることにした。オーバーシュタインの経歴、スパイの動向を知っているマイクロフトがいればこその展開になったと思う。ホームズ兄弟の猛攻にさらされる実行犯があわれだった。

ホームズと報酬

 【ゆっくり文庫】の制作における第1テーマは「マイクロフトの紹介」、第2テーマは「ホームズと報酬」とした。

 ホームズはお金にも名誉にもこだわらないが、「プライオリ・スクール」では6000ポンド(1億2千万円くらい?)を要求し、「金縁の鼻眼鏡」ではレジオンドヌール勲章を受賞した。ホームズは決して無償の奉仕を信条にしているわけじゃない。ただ、心がこもっていない、形ばかりの報酬は拒否するようだ。
 本作では報酬の一環としてヴィクトリア女王に謁見し、タイピンをもらって喜んでいる。はじめて読んだときは、なんで喜ぶのかわからず、奇妙に思えた。しかし見方を変えると、兄が弟が喜ぶツボを把握している証左と言えた。劇中でマイクロフトは国家への奉仕を訴えているが、ホームズは歯牙にもかけない。「国家の一大事などどうでもいい」「愛国心なんかないよ」と思わせて、そうでもない。そのギャップがおもしろいと思い、クローズアップすることにした。

 ワトソンは、ホームズがなにを喜ぶかわからないと述懐しているが、彼の書く伝記こそが、ホームズにとって最大の報酬なんだと思う。伝記によって有名になりたいわけじゃない。伝記は、ワトソンが自分を見ている確かな証明なんだろうな。このシーンを加えるか迷ったが、第1、第2テーマが霞むので見送った。

動画制作について

 マイクロフトを演じられるのはパチュリーしかいない。しかし実際に演じてもらうと、きつーい印象。チャールズ・グレイ(グラナダTV版)や、マーク・ゲイティス(BBC版)とも異なるが、これはこれでいい。なので脚本を書き変えた。つっけんどんで、おっかないけど、やさしさが感じられる。我ながら気に入った。オリジナルで活躍を描きたくなる。

ゆっくりシャーロック&マイクロフト
※ゆっくりシャーロック&マイクロフト

 個人が完全に支配できるゆっくり動画でも、予想外のことは起こる。生身の役者や天候を相手にする実写映像の監督はたいへんだ。

 【ゆっくり文庫】で20分オーバーはきつい。とはいえ『ボヘミアの醜聞』は間を削りすぎて、せっかちな印象になってしまった。今回も初号は21分だったが、19分まで削って、間として再配分した。いちいち出力して確認するのは面倒だった。このあたりも脚本段階では想像つかない。

 『少年の日の思い出』から、背景を細く表示させている。背景はあまり見てほしくないので、この方がいいみたい。使える写真の条件は厳しくなるが、上に追加情報を置けるのはうれしい。『青い紅玉』では追加情報を画面中央に配置していたが、画面構成が厳しくなるんだよね。

キャラクターは増やすべきか?

 今回は地霊殿のキャラクターで固めようと思った。ヴァレンタインを火焔猫燐(おりん)、ジョンソン所長を霊烏路空(おくう)、オーバーシュタインを星熊勇儀(ゆうぎ)と配役したが、どうにも合わない。見た目も、声も、私の脳内にあるイメージとも異なる。なので結局、いつもの森近霖之助(こーりん)、紅美鈴(めーりん)に戻した。オーバーシュタインはセリフがないので、おりんにした。おりんがこいしを殺し、死体を捨てるとは思えないが、いいっしょ。

ブルースパーティントン設計書
※さすがに父親に見えない

ブルースパーティントン設計書
※イメージに合わない

 きつねゆっくりは121名もキャラクターが作成されているから、毎回ちがったゲストを使える。しかし視聴者が東方キャラクターに詳しいわけじゃないし、【ゆっくり文庫】での役割に違和感が生じることもある。なによりキャラクター管理が面倒くさい。なのでできるかぎりキャラクターは増やさないことにしよう。

今後のこと

 ついに一般会員の容量を使いきったので、投稿は終了する。今後は別アカウントを作って、そこにまた24本くらい投稿しよう。マイリストの通知をニコレポに流せば、どのアカウントをお気に入り登録してもチェックできるはず。

 プレミアム会員になれば問題解決だが、そこまでリスナーは多くない。ジャンルがジャンルなので、広告も劇的な効果はない。【ゆっくり文庫】は狭い範囲の人に深く刺さっているようだ。

 前にも述べたが、向かうべき方向がわからない。作品はいくらも作れるが、どうやって広め、リスナーとどう接するべきか? どうすれば再生回数やお気に入り登録は増やせるか? 増やそうとして増やせるのか? 増やしてどうするか? わからない。考えるのめどい。

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