徹夜の運転で、私は疲れ切っていた。

サービスエリアで仮眠はとったものの、全快にはほど遠い。しかも名古屋の道路はやたら信号が多く、神経がすり減らされる。どっかで寝てしまいたいが、名古屋城は見ておきたい。と言うわけで、がんばって名古屋城までやってきた。
入場料(500円)を払って城郭内に入る。

西北隅櫓

重要文化財の西北隅櫓が公開されていたので、立ち寄ってみる。といっても、それがどんな価値をもつ建物なのか、さっぱりわからない。内部にも説明はなく(あったかもしれない)、ただ見るだけで終わってしまった。いつか価値に気づくかもしれないので、記録を残しておこう。

名古屋城:西北隅櫓
※城郭の端っこ(西北)にある

名古屋城:西北隅櫓
※堀の向こうを監視する櫓なんだな

名古屋城:西北隅櫓
※内部は明るいところと暗いところの差が激しい

名古屋城:西北隅櫓
※ここから見張っていたのかな

櫓の中は暗くて、狭かった。暗い部分では写真を撮れなかった。ひんやりした板の上をひたひたと歩いていく。私たちのほかに客はなく、ちょっと不気味な雰囲気だった。
櫓というだけあって、外堀を見渡す眺めはよかった。「おーい!」と声をあげそうになったが、自粛した。

これが名古屋城か!

その後、天守閣に向かう。近くで見ると、その大きさに感動する。外から見てもそうだけど、天守閣に入るときも、大きな岩が組み合わされた城壁の威容に圧倒される。こりゃあ、見事な城ですよ!
本丸御殿は、平成22年(2010年)までに復元されるらしい。どんな風になるのか楽しみだ。

名古屋城
※これが名古屋城

名古屋城
※城壁の岩が大きい

名古屋城は尾張徳川家17代の居城。天守の金の鯱(しやち)により金鯱城、金城とも呼ばれる。
第二次世界大戦の空襲によって、天守閣を含むほとんどを焼失した。もし残っておれば姫路城を凌ぐ世界遺産になっていただろう。説明を読んだとき、戦争への苛立ちを覚えたよ。

天守閣は博物館だった

有名なお城を訪れるのは今回が初めて。
なので、内部が近代的な建物(歴史資料館)になっているのは、いささかショックだった。まぁ、考えてみれば当たり前だ。第1に名古屋城の天守閣は焼け落ちているし、現存していたらホイホイ観光客が入れるはずもない。

名古屋城
※吹き抜けの階段

気を取り直して、展示された資料を見てまわる。日本の甲冑や刀剣は美しいね。館内は撮影禁止なので、ここの写真はなし。ゴールデンウィークとあって、やたら子どもが多かった。歴史を学びなさぁい!

名古屋城
※騒ぐんじゃない!

城郭内を散策する

ひとしきり見学して、ふたたび城の外へ出てきた。
城壁の岩に、あらためて感動する。ここは戦争でも崩されなかったようだ。建物が焼けて、城址が残るのもうなずける。

名古屋城
※城壁はすごいね

名古屋城
※どうやって運んだかは資料を見たけど、よく運ぶ気になれたな

名古屋城
※内堀にはシカがいた

名古屋城
※お抹茶をいただきました

■名古屋城
[所在地] 愛知県名古屋市中区本丸1-1
[連絡先] 052-231-1700
[歴史] 建築:1612年
[料金] 500円
[URL] http://www.nagoyajo.naka.nagoya.jp

日本には素晴らしい城がたくさんある。
そうした城を訪れるのも、旅の醍醐味かもしれない。

Google Earthで開く(KML) 座標(WGS84): 35.185577 ,136.899068

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