るり渓は静かだった

2004年 京都府 #山陰ツアー 公園 山・渓谷 景勝地 治水・利水 食:その他
[WGS84] 35.035953, 135.404627 - Google Earthで開く(kml)

「渓流でも見ておくか...」

お菓子の里・丹波を出発した私たちは77号線を走って、るり渓に向かった。これまたガイドブックで目に入ったところだ。

瑠璃渓(るりけい)

京都府園部町に位置する全長4kmの渓谷。1932年に国の名勝に指定され、府立自然公園にも指定されている。通天湖(人造湖)からの清流が、瑠璃色の輝石のようにきらめくことから、「瑠璃渓」と呼ばれる。近年は、「るり渓」とかな表記されることが多い。

[住所] 京都府船井郡園部町大河内
[規模] 延長4km

曲がりくねった峠道を抜けると、開けた谷間に出た。
そこにはゴルフ場やテニスコート、温泉、レストランなどの施設があって、名勝地としては違和感を覚えた。フラワーガーデンをのぞいたり、軽く食事をとる。あまり人がおらず、寂しい感じがする。

るり渓:通天湖

るり渓は、この観光エリアの先にあった。
車を停めて、ハイキングコースを下りていく。通天湖から流れ落ちる人工の滝は圧巻だったが、ほかに驚くようなものはなかった。「るり渓十二勝」と銘打っているが、そこまでダイナミックなものではなさそうだ。奥まで見に行くべきか迷ったが、渓流沿いまでで引き返してきた。

るり渓

るり渓

お菓子の里で買ったプレッツェルをかじりながら、車を発進させる。
そのまま渓谷を抜けていこうと思ったが、神戸から遠ざかってしまうのでやめた。車は能勢街道を抜けて、箕面へと入っていった。

夜景ツアー

夜景ツアーを開始するためである。