わかさぎ釣りをしたい気持ちにうそはない。それでも限度はある。

本気で釣果をねらうなら、夜明け前からスタンバイした方がいいらしい。わかさぎの食事時は早朝なので、それまでに釣り糸を垂らしておく必要があるからだ。
しかしそいつぁ、無理な話だぜ。寒すぎるよ。
てなわけで、ホテルで朝食をとり、太陽が昇ってから出発した。榛名湖に到着したのは午前8時。それでも寒いものは寒い。夜明け前から湖に出ていたら凍死してるよ。

榛名湖
※凍り付いた榛名湖

道具を借りて、いざ湖面へ

湖畔にある「ふじや食堂」で釣り具セットを借りる。借りたのは、釣り竿、仕掛け、餌、椅子になる箱、火鉢、漁業許可証、ノミ、穴あきおたま、マッチの1セット。これで3,800円。ノミといっても、1mほどある大きなものだ。ドリルの方が簡単らしいが、1,000円も高くなるのでやめた。
これらの道具を背負って、榛名湖に出る。

湖面は極寒の世界

「さっびぃぃぃぃぃーーーーーーっ!」

も、も、ものすごく寒い! 冷たい風がびゅーびゅー吹いてくる。湖面なので、風を遮るものがなにもないためだ。太陽が当たっている面は温かいけど、寒さの方が強い。耳がちぎれるぅ。

榛名湖:風を遮るものがない
※風を遮るものがない

湖面には、けっこう大勢の人が釣りをしていた。
ツアーとおぼしき数十名の集団もいれば、ぽつんと独りでやってる人もいる。透明なダンゴムシのようなテントに入っている人もいる。なるほど、風が防げるわけだ。ちょっとうらやましい。

見る間に凍ってしまう湖面の穴

ノミで湖面に穴をあけるのも一苦労だった。氷は分厚く、硬かった。ガシガシと掘っていくと、ようやく穴があいたので釣り具を用意する。虫に針を差して、穴に落とそうとすると…もう表面が凍っている。そのくらい寒いのだ。

榛名湖:湖面に穴を開ける
※湖面に穴を開ける

榛名湖:穴があいた
※穴があいた

そして3時間半が経過

めちゃめちゃ寒かった。鼻水が止まらないのよ。我が家にある最高の防寒装備だったのに、寒さを食い止められなかった。それで結局、1匹も釣れなかった。ただ、風に吹かれただけの210分だった。

榛名湖:湖面に穴を開ける

撤収、そして堪能

12時ちょっと前。ふじや食堂に帰還。釣り具セットを返却して、昼食にする。当然、わかさぎフライとわかさぎ南蛮を注文した。
「まぁ、釣れないだろうとは思っていたけど、ほんとに釣れないとはね…」
手袋やマフラーなどを外していく。
それに…ただ待つことの難しさよ。寒さもつらいが、やることがないのもつらかった。私はどうも釣りは苦手らしい。ともかく「凍った湖面に釣り糸を垂らす」ことはできたのだ。これでよしとしよう。

…注文した料理が出てくる。
わかさぎフライは美味しかった。サクサクほこほこ。
「うーん。まいったなぁ。やっぱり釣りたかったなぁ…」

榛名湖:わかさぎフライ
※わかさぎフライはうまかった

自分が釣った魚を料理する…悪くないイメージだったのに。

またいつか、挑戦しよう!

Google Earthで開く(KML) 座標(WGS84): 36.475282,138.865782

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コメント (1)

  1. hgc said

    非常に残念でしたね 私も爆釣な釣果を期待して読ませていただいてたので残念です 氷上のわかさぎ釣りはすごく憧れてましたが現実はきびしーーーですねw

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