茶寮・都路里 / 抹茶ソフトが好き

「抹茶ソフトを食べよう！」

汐留駅の改札で、妻が言い出した。
突然の提案に、私と友人Ａは首をかしげたが、陳麻婆豆腐の辛さを中和するのも悪くないと考えた。

初めてのシオサイト

汐留駅の周辺は、「シオサイト」と呼ばれる再開発地区になっている。はっきり言って、私には縁のないところだ。汐留駅の外に出るのも初めてだった。

※ガラス張りのシオサイト

カレッタ汐留へ針路をとれ

──全面ガラス張りのビルが林立していた。
日が暮れたせいか、ビル風のせいか...冷たい風がゴーゴー吹いていた。逆巻く風に向かって妻がずんずん歩いていく。そのあとを、私と友人Ａがついていく。
妻が、うろ覚えの知識で歩いていると知ったのは、しばらく経ってからだった。

※カレッタ汐留

都路里（つじり）

目的地は、カレッタ汐留Ｂ２Ｆにある「都路里（つじり）」という店だった。京都屈指の甘味処らしく、長い行列ができていた。私たちは、抹茶ソフト（300円）、ほうじ茶ソフト（300円）、抹茶アイスナッツバー（330円）を注文した。

※すごい混雑じゃ

ソフトの味は、衝撃的だった。
抹茶味ではなく、抹茶が入っているのだ。ほんのり苦い！
苦みがあって美味しいソフトなんて初めてだよ。
ソフトクリームに抹茶の粉をかけたと思ってくれ。そーゆー味だった。

ほうじ茶ソフトもすごかった。
こちらは渋い。ほうじ茶の渋みが美味しかった。

※ほうじ茶ソフト＆抹茶ソフト

お土産を買った

ほかにもいろいろ買ってみた。
ナッツバーは駄目だった。ナッツと抹茶は合わないな。
抹茶むうす（450円）、抹茶ゼリー（450円）、白玉あんみつ：抹茶蜜（450円）の３点をお土産にした。後日、家で食べてみたけど、うーん、甘すぎず、上品なお味だ。お値段から期待するような、ガツンという満足はない。
これらはお店で食べるべき味なのかもしれない。

※ナッツバー、抹茶むうす、抹茶ゼリー、白玉あんみつ：抹茶蜜

私たちはこうして、シオサイトの一部を見た。
六本木ヒルズよりは楽しめそうだが、構造が複雑なので迷いそうだった。

次に来るときは、それなりに下調べしておこうと思った。