なの花まつり / 畑の中は別世界
2005年 埼玉県 花『大宮ウォーキング』の途中で、『なの花まつり』に遭遇した。
緑に覆われた畑に人が入って、なにかを摘んでいる。
係の人に聞いてみると、菜の花を摘んでいるとのこと。もちろん食べられる。まだ花を咲かせていないので、やわらかいらしい。参加自由で、無料だった。
あとで調べてみたが、ここは菜の花畑ではなく、遊休地に菜の花の種を撒いておいたらしい。農地保全が目的であり、農業への理解促進にもなるから、無料になっているようだ。
畑の中は別世界!
ともあれ、やってみよう。菜の花を摘むなんて珍しい経験だ。
...畑の中に足を踏み入れる。
大地がやわらかい。歩き疲れていたから、足の裏が気持ちよかった。湿気を含んだ空気が立ちのぼってくる。土の匂いだ。
すぐとなりは道路なのに、畑の中は別世界だった。
※土の匂い
どうやって摘むの?
まったく知識がないから、どの部分をどう摘めばいいのかわからない。花の咲いていない先端部分は、ほとんど摘み取られていた。わずかに芽吹いたものが残っているけど、これは見落とされたのか、避けられたのだろうか?
※なのはな
よくわからないが、ビニール1袋分を摘み取った。あと、ハーブの種と堆肥をわけてもらった。これも無料だった。気前がいいなぁ。
※撮影する私
ウォーキングの途中で、思わぬいい経験をさせてもらった。
春じゃのぉ...。