洋食屋・たいめいけん
2005年 東京都:都心部 カレー 洋食『丸の内ウォーキング』の途中、コースを大きく逸れて「たいめいけん」に立ち寄る。
池波正太郎が絶賛したという老舗の洋食屋である。
ここのカレーライスは「これぞライスカレー」と評判らしい。
その味を確かめてやろうじゃないか。
※たいめいけん:外観
カレーライス(650円)
すごい甘口...というか、これってカレーなの?
と思うほどカレーらしくない。家庭の味というか、給食の味というか...。
「ライスカレー」という表現は正鵠を射ているよ。
それとカレーの肉! ヤバイくらいに柔らかいよ。トロトロでした。
※ものすごい甘口
ハヤシライス(1,850円)
カレーライスの2倍の価格。だから2倍美味しいというわけじゃない。が、これまた独特な味だった。バターの匂いというか、すっごくクセがある。しかし悪くない。カレーライスと同じく、意外性に富んだ味わいだった。
※クセのある味わい
コールスロー&ボルシチ(各50円)
この店オススメのサイドメニュー。1個ずつ注文した。コールスローはさっぱりして、いい感じ。ボルシチは...ボルシチというよりミネストローネでした。
※ボルシチというよりミネストローネ
なんとも変わった店だった。値段も、味も。
これが洋食屋ではなく、カレーライス専門店や、ハヤシライス専門店だったら、また印象が変わっていたかもしれない。
めちゃウマ、とは言えないけど、味の世界が広がるという意味では、食べてみる価値はあると思うよ。