洋食屋・たいめいけん

2005年 東京都:都心部 カレー 洋食
[WGS84] 35.682573, 139.775641 - Google Earthで開く(kml)

『丸の内ウォーキング』の途中、コースを大きく逸れて「たいめいけん」に立ち寄る。

池波正太郎が絶賛したという老舗の洋食屋である。
ここのカレーライスは「これぞライスカレー」と評判らしい。
その味を確かめてやろうじゃないか。

たいめいけん:外観
※たいめいけん:外観

カレーライス(650円)

すごい甘口...というか、これってカレーなの?
と思うほどカレーらしくない。家庭の味というか、給食の味というか...。
「ライスカレー」という表現は正鵠を射ているよ。
それとカレーの肉! ヤバイくらいに柔らかいよ。トロトロでした。

たいめいけん:カレーライス(650円)
※ものすごい甘口

ハヤシライス(1,850円)

カレーライスの2倍の価格。だから2倍美味しいというわけじゃない。が、これまた独特な味だった。バターの匂いというか、すっごくクセがある。しかし悪くない。カレーライスと同じく、意外性に富んだ味わいだった。

たいめいけん:ハヤシライス(1,850円)
※クセのある味わい

コールスロー&ボルシチ(各50円)

この店オススメのサイドメニュー。1個ずつ注文した。コールスローはさっぱりして、いい感じ。ボルシチは...ボルシチというよりミネストローネでした。

たいめいけん:コールスロー&ボルシチ(各50円)
※ボルシチというよりミネストローネ

なんとも変わった店だった。値段も、味も。
これが洋食屋ではなく、カレーライス専門店や、ハヤシライス専門店だったら、また印象が変わっていたかもしれない。
めちゃウマ、とは言えないけど、味の世界が広がるという意味では、食べてみる価値はあると思うよ。

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