オアゾ / JAXAのショールームを発見

2005年 東京都:都心部 JAXA 博物館 宇宙 建物:新名所
[WGS84] 35.683627, 139.76635 - Google Earthで開く(kml)

丸の内シャトルを降りて少し歩くと、オアゾに到着した。

オアゾ(oazo)
エスペラント語で「憩いの地(オアシス)」という意味らしい。ホテル・商業棟と4つのオフィスビルからなる複合街区で、JR東京駅に近く、大手町駅とも地下で直結している。ショップやレストラン、サービス、クリックなど合計59店舗がある。
...まぁ、丸ビルと似たようなものだね。

きれいだけど馴染みのない世界

ビルの谷間を抜けて、オアゾの区画に入っていく。
ショップ&レストラン区画に出た。ガレリア(gallera:高い位置にガラスなどの屋根をもつ歩行者空間、アーケード)になっていて、ほぉーっと唸る空間だった。入っている店舗は、六本木ヒルズや丸ビルと同じで、私の興味範囲になかった。

オアゾのガレリア
※オアゾのガレリア

オアゾの丸善
※オアゾの丸善

アトリウム

ガレリアを抜けると、アトリウム(atrium:建物内部にある中庭風の広場)に出た。
地上6階までが吹き抜けになっていて、空間内をエスカレータが登っていく。こういう空間を「アトリウム空間」と呼ぶらしい。つまり、意図的に作った空きスペースというわけだ。
京都駅や丸ビル、六本木ヒルズにも通じるところがある。

オアゾのアトリウム
※オアゾのアトリウム

上から見下ろす

意味もなくエスカレータを登っていく。6階から見下ろすと、なかなか壮観だった。
(これだけの空間にテナントも入れず、空っぽにしておくなんて)
感心するやら、呆れるやら、よくわからない気持ちになる。
アトリウムを上から見下ろす
※アトリウムを上から見下ろす

宇宙航空研究開発機構(JAXA i)のショールーム

2階にJAXA iのショールームがあった。店内には、宇宙服やロケットの模型が飾られ、地球環境についてのビデオが流されていた。宇宙食も販売している。こーゆーところは好きなんだけど、これといった目玉も展示物の量もなく、なんか中途半端だった

宇宙航空研究開発機構
※宇宙航空研究開発機構

その後、私たちは「地下貫通通路」を抜けて帰ることにした。このあと、八重洲地下街も見て歩いたけど、興味を引くものはなかった。ウォーキングの疲れと食後の満腹感で、かなり眠くなってきていた。

丸ビルもオアゾも、建築物としては素晴らしい。効率重視ではなく、精神的な広がりや落ち着きが演出されていた。でも、やっぱりどこか空虚な感じがする。
なんなんだろうね、この感じは...

でも、こうした建物を見るのは楽しい。
東京にはまだ名所と呼ばれる建物がたくさんある。東京に住んでいるうちに、いろいろ見ておこうと思う。

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