古奈屋 巣鴨本店 / ミルキーなカレーうどん
2005年 東京都:池袋副都心 うどん カレー最近、行く先々で古奈屋(こなや)の看板が目にはいる。
カレッタ汐留、六本木ヒルズ、丸の内オアゾ...。
噂によると、「一度食べたらくせになるカレーうどん」であるそうな。
というわけで、その本店を試してみることにした。
※古奈屋 巣鴨本店
開店前から長蛇の列
巣鴨本店は、小さかった。座席数が少ないため、あっという間に行列ができる。11時30分からの開店で、私たちは32分に到着したのに、もう入れない。待っているあいだにも、行列はどんどん伸びていく。すごいな、こりゃ。
※開店前なのに、えらい行列や
──30分後、ようやく席に座れた。
えび天カレーうどん(1.600円)と、もちカレーうどん(1,350円)を注文する。
たしかに、今までにない味だ
むぅ、確かにこれは珍しい。そして、うまい。スパイシーなのに、まろやか。辛すぎず、甘すぎず。ほんのり和風。
※古奈屋:えび天カレーうどん(1.600円)
※古奈屋:もちカレーうどん(1,350円)
(この味は...どうやって作っているんだろう?)
いわゆる一般のカレーうどんじゃない。
秘訣はやはり牛乳だろう。
※牛乳がたっぷり注がれる
トッピングの「えび天」や「もち」も悪くない。悪くはないが、必須ではない。というか、カレースープがメインであって、「うどん」さえもトッピングのようだ。その「うどん」だが、細めでコシはあるけど、いまいち弱い。もう少し個性があってもいいのではあるまいか。
もちろん、スープは最後まで飲み干した。うまかった。
だがしかし...
だがしかし...高い、高すぎる。カレーうどん単品でも1,200円なのだ。尋常ではない。高いのは素材や調理の手間ではなく、アイデア料なんだろうな。
古奈屋は行列のできる店であり、テレビや雑誌に取材されて、新名所と呼ばれるところに次々と出店している。この料金設定も、人気になった要因のひとつなんだと思うよ。
※うまいにはうまい
うまかった。しかし高い。家で作りたい。しかし難しい。
...いろいろ悩ましいカレーうどんだった。