世界の山ちゃん西武新宿店 / こってり名古屋の味
2005年 東京都:新宿副都心 郷土料理今夜は、『世界の山ちゃん』で呑んできた。
名古屋の味を提供する居酒屋チェーン店で、全国に29店舗あるらしい。看板メニューである手羽先唐揚げをはじめ、多種多様な味が揃っている。おおよそ共通しているのは、こってり濃いめの味付け。脂ぎっているわけじゃなくて、「ちょっと濃いかな~、いや濃すぎるかな~」と思うくらい。味が濃いから、けっこうハマる。でも「毎日食べるのはどうかなぁ~」という側面もある。
※個性的な山ちゃん
幻の手羽先(5本:399円)
辛くて、甘みもあって、すっごくスパイシー。机の上に皿が乗ると、胡椒の匂いが鼻孔をくすぐる。食べ方が難しい。関節の部分をひねってちぎるんだけど、なかなかうまくいかない。やがて、食べるよりも、うまくちぎることに熱中してしまう。気がつくと、皿は空っぽ。ビールも減っている。たいへん危険なメニューである。
※食べ方が難しい手羽先唐揚げ
どてめし(399円)
モツ煮込みかけごはん。とにかく味噌ダレが濃い。タレだけでごはんを喰える。コンニャクの中まで味が染みこんでいる。名古屋飯の代表とあるが、こんなに味が濃いものを常食にしてはいけません。
※コンニャクの中まで味が染み込んでいるどてめし
なんこつ唐揚げ(409円)
ほどよい塩味。ぽりぽり、こりこり、食べてしまう。
※この塩味がいいよね
みそ串カツ(5本:378円)
赤みそがいい。肉よりも、衣の方が美味しい串カツ。
※衣がうまい串カツ
ねぎ入り玉子焼き(378円)
これも名古屋名物らしい。思ったよりも、ねぎの量が少ないかも。
※ふだん食べていそうだが、けっこう食べていない味
...といったものを食べた。
「ここはホントに名古屋の味だよ!」
と、名古屋出身の先輩は太鼓判を押す。キムチチャーハンの味まで、名古屋を思い出させるそうだ。私も去年、名古屋に行ったけど、「名古屋の味」がわかるわけではない。「名古屋の味」はわからないが、山ちゃんは美味しかった。
今日は外食してしまいましたとさ。