川崎市立日本民家園 / 日本家屋の素晴らしさ
2005年 神奈川県 公園 博物館 建物:日本家屋まったくの予想外。こんなスポットがあるなんて知らなかった。
地図にも大した記載はなく、ただ通りすぎるだけのはずだった。
しかし立ち寄ってみると、すっごく楽しかった。おかげで2時間半も遊んでしまった。
そのため、ウォーキングの後半は大変なことになるのだが、こういう予想外のスポットと巡り会えることもウォーキングの楽しみの1つと言える。
日本民家園は、古い民家を移築した野外博物館である。2~300年前に建てられた家が、当時の姿で復元されている。入場料は大人500円。割引券もなく、ちょっと迷ったが、みてみることにした。
※古い民家を移築した野外博物館
円筒分水の話とかぶるけど、先人たちの知恵の素晴らしきことよ!
工作機械も使わず、電子計算機もない時代に、よくもこんな家を建てられるもんだ。風に倒れないように、雪に潰されないように、湿気や鼠、地震、そして数百年という時間にも耐えるよう設計された日本家屋。
その知恵の数々には、本当に感心させられた。
※床の素材は竹
園内には係員さんが巡回している。
見かけたら、積極的に話しかけて、疑問点を教えてもらおう。
囲炉裏の上にある板(ヒダナ)はなに? 茅葺きが色が違うのはなぜ? 竹すのこを敷く理由は? あの段差はなに? なぜ釘を使わない? 合掌造りの向きは? 昔っていつごろ? スプリンクラーはなんのため?
※丁寧に教えてくれる係員さん
係員さんは丁寧に教えてくれたので、とても勉強になった。
──古い家には、古い家のよさがある。
それは、新しい家にはない、とても素晴らしいよさだ。だからといって、古い家に住みたいとは思わない。ものすごく不便だからだ。「自然と闘い、かつ共存してきた古民家の知恵と、近代の建築技術が融合したような、そんな家に住んでみたい...」
※ぬぉ~
※お~い
かなりゼイタクだけど、そんな風に思った。