奥多摩むかしみちスポット案内
2005年 東京都:都下 山・渓谷 景勝地 治水・利水 滝 花:紅葉「奥多摩むかしみち」とは、旧青梅街道のこと。
江戸と甲府を結ぶ街道で、江戸時代から多くの旅人に使われてきた。今は人の往来もまばらになったが、美しい緑を楽しめる遊歩道として親しまれている。
キツイ勾配はあるし、翌日の筋肉痛は避けられないが、変化に富んでいるため、楽しく歩ける。街道の終わりに奥多摩湖が見えてきたときは、けっこう感動することだろう。
※朝早く歩くのがいいぞ
奥多摩駅
立派な駅でした。ウォーキングの客で混雑していた。
※奥多摩駅
不動の上の滝
落差3mという小さな滝なんだけど、水量が多く、空気が一気に涼しくなる。この涼しさは、エアコンでは得られないよ。
※不動の上の滝
いろは楓
樹齢約200年の楓。枝先が7つに分かれていることから、「いろはにほへと」で、いろは楓というらしい。
あいにく、まったく紅葉していなかった。
※いろは楓
しだくら橋
惣岳(そうがく)渓谷にかかる吊り橋。1度に5人以上は乗れない。しかも橋の向こうにはなにもないため、渡った人は折り返してくることになる。そのため、えらい行列になってしまった。かなり揺れるが、渓谷を見下ろす眺めは素晴らしかった。
※しだくら橋
※橋から見下ろす多摩川の源流
道所橋
しだくら橋と同じような吊り橋。まぁ、片方を渡れば十分だったかな。
※道所橋
鉄道トンネル
小河内ダムを建設する際に、資材を運んだトンネル。現在、街道の一部が崩落しているため、迂回路として使用されている。
※鉄道トンネル
内部は砂利道で、線路が1本通っている。内部には裸電球がともっているが、400mもあるため、けっこう不安になる。抜けたときには、深呼吸をしたくなるよ。
※抜けた!
そして奥多摩湖へ
木々のあいまから奥多摩湖が見えてくる。ゴールはまだ遠いけど、下り道だし、渓流に沿って歩くので、気分は高揚してくる。一気に駆け下りたくなるが、危ないのでゆっくり歩こう。
※そして奥多摩湖!
水根出口からすぐバスに乗れるけど、ここまで来たなら、水と緑のふれあい館、小河内ダム、その向こうにある慰霊碑、展望広場も見ておきたい。なお、展望広場の周辺は蛇が出る。私も2匹ほど見たので、ご注意あれ。
ちなみに、奥多摩駅までのバス料金は1人340円だ。