ノエル・ドゥ・ピエール / 脳がとろけるチョコケーキ
2005年 東京都:新宿副都心 スイーツ チョコレート家では、クリスマスにケーキを食べる習慣はない。
しかし今年はちょっとした事情もあって、「めちゃめちゃ贅沢なチョコレートケーキを注文しよう!」ということになった。で、選ばれたのがピエールマルコリーニのノエル・ドゥ・ピエールである。
- ピエールマルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)
- 銀座にあるチョコレートの名店。私も以前、銀座のカフェに行ったことがある。あのとき食べたチョコの味は衝撃的だった。
- ノエル・ドゥ・ピエール(NOEL DU PIERRE)
- ピエールマルコリーニが作るクリスマスケーキ。直径13cm で5,985円(税込み)。ネットで予約注文して、新宿高島屋で受け取ることになった。「オリジナルクーベルチュールを贅沢に使用したガトーショコラ。濃厚なカカオの香りと軽い口溶けをお楽しみ下さい」とあるが、クーベルチュールとはなんじゃらほい?
24日の新宿高島屋は混雑していたが、無事にケーキを持ち帰ることができた。
夜になって、ケーキに入刀する。ずぬっとした感触。柔らかいのだが、弾力がない。生チョコがべったりナイフについてしまった。説明書を読むと、ナイフを温めてから切った方がいいらしい。うはー。難しいね。
※ケーキに入刀
1口目。強烈に甘い。しかし頭が痛くなるような甘さじゃない。これが上品な甘さというやつだろうか?
2口目。こいつぁ、ケーキじゃない。チョコレートそのものだ。しかし単なる素材のカタマリじゃない。微妙に食感が違う層があるのだが、どうにも言い表せない。
3口目。これは、なんなのだろう? むぅ、わからん。でも美味しい♪
※美味しい♪
ケーキは4つに区分して、ちょっとずつ食べることになった。
1カット目は、純粋に美味しかった。感動した。
2カット目からは、脳天に響くようになった。
3カット目は飽きてきたので、生クリームを添えて楽しんだ。
4カット目は、ちょっとつらかった。
結論。13cm でも十分な大きさです。強烈に満足しました。
思うにこれは、食べ物じゃないね。「チョコ体験の素」だ。摂取するたびにチョコゲージが上がっていって、いっぱいになると受け付けられなくなる。なんだか胃袋じゃなくて、脳で食べているような気がするよ。
※生クリームを添えて
ともあれ、贅沢な(日常の感覚からかけ離れた)クリスマスケーキを楽しませていただきました。
ごちそうさま。