天丹 / 火鍋はペインな味わい

2006年 東京都:都心部 中華:火鍋 鍋もの
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mixiで知り合った人たちと火鍋を食べてきた。

昨年末の「手羽先の会」の続編にあたる。
火鍋も美味しかったけど、みんなの盛り上がりもすごかった。前回以上のスーパーハイテンション。お酒もすすみ、激しく楽しいイベントだった。

開催までの経緯

昨年末の忘年会で、私は初めて火鍋を食べた
衝撃的だった。あの味をもう1度楽しみたい。しかし少人数で鍋料理を注文しても盛り上がらない。そこで私はmixiに日記を書いて、いっしょに行ってくれる人を募集したところ、8名も集まってしまった。今回初めて合う人もいる。
人数が揃ったから鍋にしたのではなく、鍋を食うために人が集まったのだ。自分で仕掛けておきながら、コトの成り行きに驚いてしまった。

火鍋
※さぁ、はじめよう!

とびっきり辛い鍋料理

行ってきたのは、有楽町にある「天丹」というお店。
ここも、mixi上の友人に教わった。mixiはありがたいね。

麻辣火鍋(マァラァ・フオグオ)
  • 台湾でポピュラーな激辛料理。
  • 麻辣(マァラァ)とは「スパイス、辛い、辛口の」といった意味で、火鍋(フオグオ)は「鍋、あるいは鍋料理」という意味になる。
  • その名のとおり、とびっきり辛い鍋料理だ。
鴛鴦(おしどり)火鍋
  • 火鍋を楽しむスタイルの1つ。
  • 一つの鍋を真ん中で仕切って、激辛スープ(赤)と辛くないスープ(白)を一度に味わえるのが特徴。
  • おしどり夫婦と同じく、2つのものが対になっているところに由来している。

その味はペイン!

予約席について、みんなで鍋を囲む。
たっぷりの野菜や肉をどんどん鍋に放り込んでいく。ぐつぐつ煮えたところで食べてみる。

じゃんじゃん入れろ!
※じゃんじゃん入れろ!

最初に、ここあぽさんが食べてみた。

「ぶほっ!」と咳き込む。

あまりの辛さに、口がびっくりしてしまったのだ。目をくりくりさせて、彼女は言った。

「こ、これは辛いというよりホット! ホットというよりペイン!

よくわからないが、とにかく辛いという意味だ。
みんなも注意深く食べてみる。ハフハフと野菜や肉をほおばる。
むひょー、辛い。ものすごく辛い。めちゃめちゃ辛い
あっという間に唇は腫れ、喉は焼け、その痛みにもだえ苦しむ。辛いだけで、まったく旨味はない。

ペイン!
※ペイン!

ところが、うまくなるんだよね。
辛いのに、ほいほい食べていく。汗をかく。食べるごとに体力を消費してしまう。
食べ終わってみると、もうわからない。
(うまかったのか? いっぱい食べたのか?)と誰もが戸惑う。
火鍋はくせになる料理だった

そして乱戦模様に

さて、白いスープを食べたのは今回が初めて。
ちょっと舐めてみると、かなーりいいお味。ラー油のような赤スープに比べると、奥深い味だ。このスープだけで食べてみたいよ。

決壊だぁー! スープが混ざるぅ
※決壊だぁー! スープが混ざるぅ

ところが、タレを経由すると同じような味になってしまう。
火鍋では、薬味やスープを混ぜて自分のタレを作るのだが、このタレによって味わいが大きく変わる。薬味を抑え、白スープを多くすれば、まるい味になる。
昨夜は8人で火鍋を食べたけど、その味は8人8様だったと思う

タレ:薬味の入れすぎに注意!
※タレ:薬味の入れすぎに注意!

いのしし肉とラム肉のちがいは?

それから今回は、いのしし肉とラム肉を食べ比べた。
いのしし肉は豚肉に近く、まろやかな味わい。ラム肉はくせがあるけど、火鍋のスープで食べるとうまい。
どちらも美味しく、甲乙つけがたい

狂ったように盛り上がる

会は、めちゃめちゃ盛り上がった

前回もそうだけど、いい加減というか、フランクというか。「こちら、○×さん」とハンドル名だけ伝えたら、あとは適当におしゃべり。会話のネタも、オタクのこと、人見知りのこと、趣味レベルのこと、電波のこと、天然のこと、萌えのこと、mixiのこと……めまぐるしく変わっていく。

1つのネタをもっと深く話したいのに、次から次へと魅力的なネタが飛び出してくるので大変だった

知り合ったばかりとは思えないほど、言いたい放題。
(ここまで話して大丈夫か? ドン引きされないか?)
ドキドキしながら切り出した話題が、当たり前のように返されて、連鎖して、自分でもついていけないほど大きく育っていく。ちょっと怖くなるほどの盛り上がりだった。

「日本の心を3つ挙げるならば、わび、さび、萌え!」(by なべぇる)

もう、わけがわからない。
今回初めて参加された黒侠さん、Megさん、よねこさんは面食らったと思う。まるで同窓会のようなノリだけど、実際には互いの本名さえよく知らない間柄なのだ。そしてみんなそれぞれに、人見知りだったりする

……といっても、あの騒ぎじゃ信じられないかもしれないが。

宴は、22時半に終了。
騒ぎたりない一行は次の店を求め、銀座の街をさまよった。しかしいい店が見つからずに解散することに。まぁ、平日の夜だったし、しゃーないな。

23時の鐘が鳴った
※23時の鐘が鳴った

それにつけても、すごいイベントだった。
とても楽しい人たちと知り合えて、私はシアワセだ。

さて、次はなにを食べようか?

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