テグ食堂 / 韓国料理レポート
2006年 東京都:池袋副都心 世界の味 国:韓国雨が降りしきるなか、私たち8名はテグ食堂に到着した。
大韓民国
2階の座席にすわるものの、なにをどう注文してよいかサッパリわからない。なので、案内役のだいすけ氏にお任せしてしまった。おかげで、私たちは一通りの味を楽しむことができた。量が多すぎることも、辛すぎることも、味が偏ることもない。丸投げして申し訳ないとは思うものの、やはり案内役がいてくださると心強いです。
さて、こんなものを食べました。
マッコリ(マッカリ、マッコルリ)
韓国の大衆酒の一つで、日本でいう「どぶろく」のこと。乳酸菌を使っているため、ほのかな甘みと酸味がある。アルコール度数は6~8%程度と軽め。これはクイクイ呑めそうだ。
みんな危険を察したのか、あえてチョビチョビ呑んでいた。
キムチなど
キムチやナムル、佃煮などの総菜類もたくさん出てきた。韓国料理の店って、「もう勘弁してください」と言うほど小皿総菜が出てくるものと思っていたが、そうでもなかった。オバチャンが忙しかったせいかもしれない。まぁ、物足りないということはないけどね。
SNA氏が魚の佃煮を「美味しいお肉」と評したのは傑作だった。
ネギチヂミ(プチムゲ)
テグ食堂の人気メニュー。だいすけ氏などは、「これを食べるためにやってきた」と言わんばかりだった。専用鉄板に乗っていてかなり大きい。食べてみるとふんわりした味わい。ネギやイカなどの具も大きく、お好み焼きとは違った味を楽しんだ。
8人で4枚注文したから、1人半分くらい食べました。
チェプチェ
「辛くない韓国料理」の代表。春雨よりも太くて、食べ応えがあった。
トッポギ(トッポッキ)
棒状のトック(餅)を、コチュジャンを使って甘辛く炒めたもの。韓国の庶民料理。白いのはアスパラガスだと思っていたので、食べたときは驚いた。辛みはあるが、そんなに強くなかった。
テーブルの向こうから、「お米でできた肉」という声が聞こえてきた。SNA氏はきょう食べるものすべてが肉になっているようだ。
ジャガイモ鍋(カムジャタン、カムジャクク)
本日のメインディッシュ。豚の背骨とジャガイモを煮こんだ鍋料理。キムチチゲのようなものかと思っていたが、あんがい味噌風味が強い。和風と韓国風のちょうど中間みたいな味わいだった。
ニオイ消しのため、唐辛子や香辛料がたっぷり入っている。なので背骨に残った肉も気軽に食べることができた。これはすごいことだと思う。
ジャガイモは下ゆでしてあるとはいえ、火の通りが均一でないため、やや固いところもあった。しかし全体としては美味しい料理だった。
カムジャタンは、一般の食堂では出てこない専門メニューらしい。また、残ったスープにごはんを入れる食べ方が紹介されていた。むむぅ、これは試したかったなぁ。
◎
とまぁ、こんな感じで楽しんできました。
案内役を引き受けていただいただいすけさま、ありがとうございました。
また、お付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました。
さて、次はなにを食べましょうか?