つくば植物園 / 冬の植物園もいいな
2006年 茨城県 植物園水族館や動物園は行ったけど、植物園はまだだ。
てなわけで、筑波山を下りたあとは「つくば植物園」に向かった。
梅を見たあとなので、つながりもいいしね。
- つくば植物園(筑波実験植物園)
- 筑波学園都市に設置された植物園。約14万平方メートルの敷地に、世界中から約4千種の植物が植栽されている。レクリエーションよりも、植物の研究や保全といった学術的側面が強い。入場料は300円。
最近は温かくなったとはいえ、まだ冬だ。
こんな時期に植物園を見てどうする、とも思ったが、むしろ正解だった。というのは、常緑樹と落葉樹のちがいがハッキリ見えたからだ。
園内は、「常緑広葉樹林区画」や「暖温帯落葉広葉樹林区画」、「砂礫地植物区画(山地性)」などの区画に分かれている。名称だけではさっぱりだが、歩いてみると意味がわかる。葉が残っていた森が枯れ木になったり、背の高い樹木が低木になったりするのだ。この変化は、冬の方が強烈だと思うよ。
※落葉樹の向こう側は常緑樹。冬なのに緑の葉が残っているのがわかる。
動物園や植物園とちがって、植物園は人を選ぶね。
興味をもって見れば楽しいが、ただ歩くだけじゃツマラナイ。子どもを連れてきても、あまり喜ばないかもしれない。
だが、ガラス張りの巨大温室は別だ。
熱帯雨林やサバンナの植物を集めてあるんだけど、もうね、『バイオハザード』の世界ですよ。
※温室の中は別世界
(なんかの実験が失敗して、異常繁殖しているのか?)
と心配になるほど大きかったり、奇妙な色だったり、不思議なカタチだったりする。よそ見してると、蔓に巻き取られたり、花粉を吹き付けられそうで怖かった。ゲームのやり過ぎかもしれないが、ゲームをやった人ならわかってくれると思う。
その異世界ぶりに、私は子どものように興奮してしまった。
※バイオハザードの世界
とまぁ、こんな感じで意外と楽しめた植物園。
次は、花の盛りの時期に来てみたいね。