せんば自由軒 / インディアンカレー初体験
2006年 東京都:都心部 カレー 建物:デパート銀座三越に「せんば自由軒」がイベント出店していた。
せんば自由軒は、大阪で有名なカレー屋さん。
「横濱カレーミュージアム」への出店で知名度があがり、チェーン展開で関東進出も進めているらしい。その店がデパートの地下で見つかるとは思わなかったが、いい機会なので食べてみることにした。
名物インディアンカレー/混ぜカレー(680円)
ステンレス製のお皿に盛られて出てきたのはドライカレー? ではなくて、カレールゥとライスを最初から混ぜて炒めたものらしい。中央の凹みに生卵が落としてある。ここにウスターソースをかけて、混ぜて食べるそうだ。やってみよう!
※ルゥとライスが最初から混ぜてある
※ソースをかけて混ぜた状態(食べる前)
むぅ、ぐちゃぐちゃだ。
私はあまり料理を混ぜないタチなので、この状態はチト衝撃的。食べてみると、カレーとウスターソースの味が広がる。どうやら最初からソースをかけて炒めてあるようだ。焦がしたソースとかけたソースで、Wソース味というわけだ。
これはもうソースライス・カレー風味といった方が近い。
そして、ドライカレーよりもカレーから遠い。
まずいわけじゃないけど、独特すぎる。味が濃いので、生卵より目玉焼きの方が美味しいのではないだろうか。炊飯器がなかった明治・大正時代にはよかったけど、現代においても有効な料理法かは疑問が残る。
そもそも「インディアン」の由来はなんなのだろう?
名物ハヤシライス/混ぜハヤシ(680円)
嫁が注文したのはそのハヤシライス版。
味はケチャップとソースを足して2で割らなかったような感じ。ソースの量で味わいは大きく異なりそうだ。実に変わった料理である。
※ソースの量で味が変わる(ぶっちゃけ、なくてもいい?)
せんば自由軒 vs 自由軒
ネットで調べてわかったことだが、せんば自由軒は自由軒から独立した分家みたいなものらしい。分家・せんば自由軒がレトルトやらチェーン展開しているのを、本家・自由軒は快く思っていないような記述があった。
似たような話は、味噌煮込みうどんの山本屋や、ひつまぶしのあつた蓬莱軒でも聞いた。関西は本家や元祖にうるさいのだろうか。のれん分けってのは難しいもんだな。
◎
まぁ、これも1つの経験だ。
この感想を忘れないよう、日記に残しておこう。