豊島屋酒造 第4回呑み切り一般公開 / みりんに感動
2006年 東京都:都下 社会見学 祭り 酒 酒:利き酒きき酒してきましたよ。
行ってきたのは東京都東村山市にある豊島屋酒造。
去年、ウォーキングで行くはずだったんだけど、諸事情で断念したところだ。
※入場料は500円。おちょこをもらって、突入!
呑み切りとは
タンクで醸造中のお酒を封切り、その熟成具合を総括する行事のこと。ふつうは一般公開されず、蔵人だけで執り行われる。タンク直取りなので、無調整原酒を楽しめるらしいのだが……そう言われてもピンとこない。ふだん日本酒を飲み慣れてないので、よくわからない。
※今年の呑み切りは3種。
全部で38エントリー
呑み切りのほかにも、手造り純米吟醸本醸造、斗瓶囲い、大吟醸、吟醸、純米大吟醸、純米吟醸、純米、本醸造、貴醸酒、貴醸酒や古酒の長期熟成酒(原酒)なども試飲できる。
もはや呪文の世界で、とても覚えきれない。
※じゃんじゃん呑んでいこう
※一部のお酒はスポイトで抽出する
私自身の酒嗜好
私はきわめてニュートラルだ。なんでも平均して呑めるけど、裏を返せば、好き嫌いを言えるほど酒の味がわかっていないってことだ。
きき酒イベントに参加すれば、日本酒の味が少しはわかるだろうと思っていたが……甘かった。日本酒の味は複雑玄妙で、違うことがわかっても、違いを説明する言葉がないよ。あえて言葉にするなら、「キクーッ」とか「クゥーッ」、「カーッ」といった具合だ。
※カーッ(No.1 呑み切り・純米吟醸原酒)
※ムムーッ!(No.26 純米大吟醸・銀婚)
※ンーッ!(No.17 長期熟成酒・21年熟成貴醸酒原酒)
あっという間に酔いが回る
どこからともなく「考えるな、感じるんだ」とのお告げがあったので、目をつむって楽しむことに集中した。すると、あっという間に酔ってしまった。肌の感覚がなくなり、顔が真っ赤になる。こうなっちゃうと、もう酒の味なんてわかりません。
※市販のお酒も飲める(このあたりはもう前後不覚)
日本酒のジレンマ
皮肉なことに、わけがわからなくなってからの方が、お酒は美味しくなる。なにを呑んでも「クヒーッ」と言うようになったあたりで、うちの妻から制止がかかる。足取りも危うくなっていたらしい。
※おつまみを持参して、できあがる人たち
酔わないと楽しめず、
酔っちゃうと味がわからない。
どうすれば、酒の味がわかるだろう?
※おちょこはお土産になる
まぁいいや。
ぼちぼち、覚えていこう。
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