タモンビーチ / 初めてのスキューバダイビング
2006年 グアム #涙に濡れたグアム スポーツ 海辺プールでスキューバの体験講座をやっていた。
しかも無料らしい。これは受けねばなるまいと夫婦で受講した。黒侠にも声をかけたのだが、ふて寝の真っ最中だった。
プールで練習
生まれて初めてのスキューバ体験だ。水深1mちょいのプールとはいえ、潜水するとまったく違った世界になった。水中なのに、呼吸がつづけられる。これはすごい。こんな世界があったのか。
※最初は嫌がっていた妻も興味をもちはじめた
トロピカルビーチハウスグアム
この講習をやっている和田さんは日本人。Westin Resortに、インストラクターの店を出して1年になるそうだ。
「初心者をいきなり海に潜らせるのは無謀です。それじゃ楽しめない。
まずは真水のプールで、潜水に馴れてもらうことが大事」
というのが彼の持論だった。
まずはプールで体験して、それで気に入ってもらえたなら、沖合での体験ダイビングにも参加してほしいとのこと。こちらは有料で、1人75ドル(8,850円)になる。
なるほど、うまいビジネスだな。しかしこんな機会でもなければスキューバなんかやらないだろうから、挑戦してみることにした。
※和田さんと私
そして海へ
フィンもつけて、タモンビーチの沖へと誘導されていく。浜から100mくらい離れただろうか。ようやく足がつかなくなった水深2~3mくらいの地点でダイビングがはじまった。
もうね、なんと言っていいのか……。水の透明度が高くて、魚がいっぱい泳いでいるよ。写真やテレビで見ていた世界を、実際に体験できるとは!
(あぁ、水中カメラがあれば……)
水中カメラは、ふて寝中の黒侠がもっていたのだ!!
なので、和田さんが撮影した写真を掲載する。あの感動を伝えるには物足りないが、雰囲気はつかめると思う。
※うひょー、魚がこんな近くに
※これはイソギンチャク?
※シュー、ボゴボゴボゴボゴ(感動じゃー!)
海の中では右も左もない
とても楽しかったけど、問題もいくつかあった。まず、私が潜水中に迷子になってしまった。気がつくと、周囲にだれもいない。海の中では方角がわからなくなるのだ。まぁ、3分くらいで合流できたんだけど、和田さんもかなり焦ってた。
「1年やっているけど、迷子になった人は初めてですよ」
と怒られてしまった。すみませーん。
※シュー、ボゴボゴボゴボゴ(夫はどこへ?)
呼吸をコントロールせよ
それと、浮力のコントロールが難しかった。BCジャケットの浮力調整機能を使えなかったので、肺の中の空気量でなんとかするしかない。私のウェイトは重すぎ、妻のウェイトは軽すぎた。そのため、私は思いっきり空気を吸わないと浮かべず、妻は思いっきり空気を吐かないと沈めないのだ。このあたりは、もうちっとレクチャーを受ければ解決するのかもしれない。
※シュー、ボゴボゴボゴボゴ(浮かぶ妻を沈める夫)
珊瑚に気をつけろ
そして、珊瑚で手足を切ってしまった。私も妻も、膝から血が出ていた。足の写真はお見苦しいので、手の傷を載せておく。ちゃんとしたスーツや手袋があればよかったのだが、このあたりは手軽さと引き替えなので、いかんともしがたい。
※珊瑚による切り傷
てなわけで、スキューバを体験してきました。なかなか楽しかったけど、ここから先の世界はちと難しそうだ。なので次は、シュノーケリングをやってみたいね。
- 教訓:
- ふて寝はモッタイナイ