難解なナンジャタウン
2006年 東京都:池袋副都心 フードテーマパークルールが難しすぎるぜ。
池袋サンシャインの「ナンジャタウン」に行ってきたのよ。
大して期待してなかったんだけど、その規模や演出の細かさには感心した。でもね、戸惑った点も少なくない。
※ナンジャショー
わかりにくい料金体系
ららぽーとで「ペア特別ご招待券」をもらったんだけど、まずこれが難しい。
特典を下記より1つ選ばなければならないのだ。
- 入園無料(300円→0円)
- パスポート1,000円OFF(3,900円→2,900円)
- ナイトパス500円OFF(2,500円→2,000円)
ぬー、どう使えばいいんだ?
※結局、入園無料を選択(これはエントリーカード)
パスポートがあればなんでもOKというわけじゃない。
現金オンリーのところや、いくつかのうち1つだけ無料になるところもある。園内の通貨である「ナンジャコイン」も通用しないところや、コインがなくても遊べる(無料の)アトラクションもある。
あまりにも複雑なので、アトラクションは避けてしまったよ。
内部もまた複雑に
ナンジャタウン内は「街区」と呼ばれるブロックに分けられている。
「福袋餃子自慢商店街」や「ナンダーバード」、「マカロニ広場」などなど。
それぞれ装飾が凝っていて、よく作ったなぁと思う。
「台場小香港」や「台場一丁目商店街」、「東京パン屋ストリート」などに似ているが、ここがもっとも規模が大きいね。
※福袋餃子自慢商店街
※もののけ番外地(墓石神経衰弱)
壁につけられた開かない扉、無意味に曲がった通路。
まるで学園祭のような雰囲気。こういうのは、けっこう好き♪
アトラクションは楽しいか?
私たちはやらなかったけど、楽しそうなアトラクションもあった。
ナンジャタウンはテナント跡地に作られているので、フロアを改造したり、大型の装置を設置することはできない。そのため、パーク内を回遊するタイプのアトラクションが多い。
金庫を開けたり、隠されたメッセージを読んだり。
ああいうのは、やらずに見ていると楽しそうなんだよね。
※ナンジャを置くと、文字が浮かび上がる
※ヘッドホンからの指示で爆弾のスイッチを切っていく
日常を忘れきれない
占いや癒しコーナーもパスしてしまった。
アトラクションで遊ぶときは、頭を空っぽにしたい。有料と無料の区分けが不明だったり、現金を取り出したりすると、気持ちが冷めてしまう。せっかく非日常な空間を演出しているのに、画竜点睛を欠くような思いだ。
単に私がケチで、頭がカタイだけかもしれないけどね。
※シールやバッチが300円とか500円と言われちゃうとね~
今年で開園10周年を迎えるナンジャタウン。
最近はフードテーマパークとしての色彩を強めているようだけど、私としてはシステムを刷新し、屋内型オリエンテーリングを究めてほしいな。