難解なナンジャタウン

2006年 東京都:池袋副都心 フードテーマパーク
[WGS84] 35.72865, 139.719775 - Google Earthで開く(kml)

ルールが難しすぎるぜ。

池袋サンシャインの「ナンジャタウン」に行ってきたのよ。
大して期待してなかったんだけど、その規模や演出の細かさには感心した。でもね、戸惑った点も少なくない。

ナンジャショー
※ナンジャショー

わかりにくい料金体系

ららぽーとで「ペア特別ご招待券」をもらったんだけど、まずこれが難しい。
特典を下記より1つ選ばなければならないのだ。

  1. 入園無料(300円→0円)
  2. パスポート1,000円OFF(3,900円→2,900円)
  3. ナイトパス500円OFF(2,500円→2,000円)
  4. ぬー、どう使えばいいんだ?

    結局、入園無料を選択(これはエントリーカード)
    ※結局、入園無料を選択(これはエントリーカード)

    パスポートがあればなんでもOKというわけじゃない。
    現金オンリーのところや、いくつかのうち1つだけ無料になるところもある。園内の通貨である「ナンジャコイン」も通用しないところや、コインがなくても遊べる(無料の)アトラクションもある。
    あまりにも複雑なので、アトラクションは避けてしまったよ

    内部もまた複雑に

    ナンジャタウン内は「街区」と呼ばれるブロックに分けられている。
    「福袋餃子自慢商店街」や「ナンダーバード」、「マカロニ広場」などなど。
    それぞれ装飾が凝っていて、よく作ったなぁと思う。
    「台場小香港」「台場一丁目商店街」「東京パン屋ストリート」などに似ているが、ここがもっとも規模が大きいね。

    福袋餃子自慢商店街
    ※福袋餃子自慢商店街

    もののけ番外地(墓石神経衰弱)
    ※もののけ番外地(墓石神経衰弱)

    壁につけられた開かない扉、無意味に曲がった通路。
    まるで学園祭のような雰囲気。こういうのは、けっこう好き♪

    アトラクションは楽しいか?

    私たちはやらなかったけど、楽しそうなアトラクションもあった。
    ナンジャタウンはテナント跡地に作られているので、フロアを改造したり、大型の装置を設置することはできない。そのため、パーク内を回遊するタイプのアトラクションが多い。
    金庫を開けたり、隠されたメッセージを読んだり。
    ああいうのは、やらずに見ていると楽しそうなんだよね

    ナンジャを置くと、文字が浮かび上がる
    ※ナンジャを置くと、文字が浮かび上がる

    ヘッドホンからの指示で爆弾のスイッチを切っていく
    ※ヘッドホンからの指示で爆弾のスイッチを切っていく

    日常を忘れきれない

    占いや癒しコーナーもパスしてしまった。
    アトラクションで遊ぶときは、頭を空っぽにしたい。有料と無料の区分けが不明だったり、現金を取り出したりすると、気持ちが冷めてしまう。せっかく非日常な空間を演出しているのに、画竜点睛を欠くような思いだ。
    単に私がケチで、頭がカタイだけかもしれないけどね

    シールやバッチが300円とか500円と言われちゃうとね~
    ※シールやバッチが300円とか500円と言われちゃうとね~

    今年で開園10周年を迎えるナンジャタウン。
    最近はフードテーマパークとしての色彩を強めているようだけど、私としてはシステムを刷新し、屋内型オリエンテーリングを究めてほしいな。