浪花家総本店のたい焼き
2006年 東京都:都心部 たい焼き スイーツ 和菓子「たい焼きでも買っていくか」
平日の昼下がり、会社のスタッフに差し入れるため、私は浪花家総本店に立ち寄った。スタッフの1人が食べたいと言っていたのを思い出したのだ。
浪花家総本店は、私の勤め先からそう遠くない距離にある。
以前はもっと近くにあったのだが、数年前に商店街の外れへ移転してしまい、足が遠のいていた。
- 浪花家総本店(なにわやそうほんてん)
- 浪花家総本店は明治42年(1909年)創業の老舗の甘味処。日本で最初にたいやきを考案した店らしい。また、「およげ!たいやきくん」のモデルになった店(正確には店のおじさん)としても有名だ。
本来の店舗は改装工事中なので、少し離れた場所にある姉妹店『NANIWAYA-CAFE』で営業している。
※浪花家総本店(NANIWAYA-CAFE)
駅から遠くなったせいか、タイミングがよかったのか、以前のような行列はなく、すぐ買えた。
たいやき6個を注文すると、箱入りを勧められたのでそれにする。
たいやき1個150円、箱入りだと950円。
すぐ食べるのだから、箱代50円はもったいなかった。
並んで買った方が美味しい?
たい焼きは冷めていて、ちょっと風味が落ちていた。
どうやら焼きたてじゃない方を買ってしまったらしい。行列に並んで買ったときは、こんなことはなかった。人生、ままならないな。
あるいは、箱によって蒸されてしまったのかもしれない。薄皮のパリッとした感じが失われていた。
※箱入りのたい焼き
それでも美味しいには美味しかった。
会社のみんなにも喜んでもらえた。
いま思うと、オーブンで焼いて温めた方が美味しくなったかもしれない。いや、就業中の差し入れにそこまで力を込めるのも変だな。やっぱり店で買って、歩きながら食べるのがイチバンかもしれない。
※たい焼きくん
鯛焼き御三家
東京には、たい焼きが美味しい店が3つあるという。
- 浪速家総本店(麻布十番)
- わかば(新宿区若葉)
- 柳屋(日本橋人形町)
柳家は食べたことがある。
あそこも行列のできる店が、ほんとうに美味しかった。
『わかば』という店はまだ行ったことがない。
いつか試してみたいね。