都路里 / 宇治金時を食す
2006年 東京都:都心部 うどん スイーツ ソフトクリーム・氷菓 和菓子カレッタ汐留の「茶寮・都路里(さりょう・つじり)」に行ってきた。
ここに来るのは2度目。
2005年3月にウォーキングの帰りに立ち寄ったっけ。あのとき食べた抹茶ソフトは絶品だったが、今回は宇治金時を試してみることにした。
宇治金時といえば、京都で食べた甘党・弥次喜多の宇治金時が忘れられない。抹茶の苦みが甘さを引き立てていた。
おぼろ月/893円
夏なので、かき氷のメニューが充実していた。
かなり悩んだが、今回はおぼろ月(893円)を注文した。抹茶蜜とミルク蜜の2つがかかっているようだ。
※ビューティフル!
ひとくち食べてみると、む、甘い。抹茶の苦みがないぞ?
そうか、ここの宇治金時は苦い抹茶ではなく、甘い抹茶蜜をかけるのか。
抹茶蜜、ミルク蜜、どちらも甘い。そのうえ金時(小豆)も甘いから、甘さがハウリングを起こしている。
※氷の食感は素晴らしい
とはいえ、宇治金時としての質は高い。
甘いものを食べたい人は、ガツンと満足できるだろう。
抹茶うどん/735円
小腹が空いていたので、軽食も食べることにした。
熟考の末、抹茶うどんを注文してみた。
※抹茶の味がしない
これ、ほんとうに抹茶が入ってるの?
ちゅるちゅる、くみくみ……。
見た目は抹茶なのに、抹茶の風味はぜんぜんしない。
見た目はそばなのに、うどんの味がする。
なんか、すごい違和感だった。
抹茶・十徳(じゅっとく)/1,155円
抹茶も試してみた。
十徳はお茶請けとのセットだったので、抹茶白玉をつけてみた。
この白玉は小豆ときなこがかかっていて、抹茶蜜をつけて食べるのだが……まぁ、ふつうだった。白玉だけでよかったように思う。
※ふかふかした抹茶
私は抹茶を飲みなれていないので、あれこれ比べることはできない。
苦すぎず、飲みやすい味だった。
しかしお茶請けが甘いのだから、もっと苦くてもいいように思う。
◎
最近は歳をとったせいか、強烈に甘いものに弱くなってしまった。
都路里は甘味処だから甘いものが出てくるのは当然なんだけど、ちょっとイメージとちがったようだ。
それにつけても宇治金時には納得できてない。
また、どこかに食べに行こう。