Dialog in the Dark 2006 TOKYO / 暗がりで見えるもの
2006年 東京都:都心部 社会見学1年を経て、ついに体験することができました。
2005年10月14日、マイミクのSNAさんが『Dialog in the Dark』(ダイアログ・イン・ザ・ダーク)というイベントの体験記をアップした。それを読んだ私は激しく興味をそそられ、速攻で申し込んだものの、すでに全席完売で参加できなかった。くやしー!
そしてふたたびチャンスがめぐってきた。
今年は昨年より長く開催されるらしく、無事予約できた。
連絡をくれたSNAさん、ありがとう♪
DID - Dialog in the Darkとは
いっさいの光が届かない、真っ暗な空間。その中で私たちの感覚はどのように狂い、どのように鋭くなるのか?Dialog in the Darkは、暗やみと感覚について学ぶワークショップ(体験型の講座)である。
- Dialog in the Dark 2006 Tokyo (ダイアログ・イン・ザ・ダーク 2006 東京)
- 会 場:梅窓院祖師堂ホール(東京メトロ外苑前駅)
期 間:2006年8月1日(火)~9月12日(火)
参加費:3,500円(事前予約)
https://www.dialoginthedark.com/
私からの注意事項:
- 免許証などの身元証明を持参すること。
- 肌が露出したり、ひっかかる服装は控えること。
- ポケットは空にしておくこと(ロッカーあり)。
- 感覚の変化は強烈なので、体調を整えておくこと。
※会場を見つけるのも1つの冒険?
逆転する世界
暗やみの中では、「アテンド」と呼ばれる方々が声で誘導してくれる。
彼らは視覚障害者である。
光ある外界も、暗やみの室内も区別がないので、戸惑いなく動き回ることができる。光を奪われた私たちにとって、「アテンド」の声は唯一の光となり、その導きなしには一歩も動けなくなってしまう。
※100%純粋な暗やみの世界
暗やみの中でなにがあったのか。
私はどう感じたのか、ほかのメンバーはどうだったのか?
その詳細は伏せておくことにしよう。
興味がある方は、自分の目*以外*で確かめてほしい。
◎
いい経験だった。
視覚はとても多くの情報を伝えてくれる。
しかし視覚を失っても、世界を感じることはできる。
光はすべてではなく、残された部分も小さくない。
目を閉じよ。そうすれば、見えるだろう。 ──サムエル・バトラー